ギリシャ代表
Coach Tommy 4月 27th, 2008
世間はNBA Playoffで盛り上がっておりますが、同時にJスポーツの2007ユーロバスケットで盛り上がっている私です。
今週、先週と放送スケジュールが激しく、HDDプレイヤーフル稼働で録画し続けています。
昨日、今日とギリシャの試合を見ました。個人的にみなさんにあまり知られていないチームを少しづつ考察していきたいと思います。
個人的にはロシアやスロベニア、クロアチアあたりが未知数のチームかと思うので、ロシアから行こうかと思ったのですが、昨年ギリシャのバスケットに触れてきたものとして、少しギリシャよりの気持ちがやっぱりありますね。スペインも好きなんですが、やっぱりギリシャです。ヘラスです。はい。
とりあえず分かったことは、ユーロバスケで優勝するのはめちゃくちゃ難しいということ!世界選手権やオリンピックで勝つよりも大変なんでは?と思ったりします。なにせ、無敵だろうと思わせるほどのメンバーを擁するスペインが優勝したことないんですからね。
さて、なにげに2005年では優勝し、前回チャンピオンとして大会に臨んだギリシャでしたが、今回は3位決定戦でリトアニアに破れ(日曜に放送)、北京出場枠を得ることはできませんでした。残念といえば残念。ですが、7月の世界予選できっと出場権を獲得してくれることでしょう。なにせホームですから。パナシナイコスのホームOAKAでやるんだと思いますが、すさまじいファンの合唱が行われることでしょう。
スペインに惜しくも敗れたものの、ギリシャは素晴らしい戦いをしたと思います。予選からの戦いぶりを少しづつ見てきましたが、ギリシャの特徴は接戦に強いこと。スロベニアに対しての逆転勝ちもすごかったですが、予選でもクロアチアに対してブザービーターでの勝利を収めました。
ギリシャチームですが、今回のメンバーと2006年のメンバーに大きな違いは有りませんでしたが、インサイドのプレイヤーが二人出場できなかったのが苦戦につながったと思います。
まず、出場できなかったのは太りすぎが原因だったSofoklis Schortianitis。2003年にはクリッパーズにドラフトされた黒人の大男、2006アメリカ戦でアメリカを一番混乱させた男といってよいでしょう。どうやら夜食にピザ5枚(おそらく日本で言うLピザ)を食べると、ギリシャの人に聞きました。。。しかし、2005年でユーロバスケで優勝したときは彼はメンバーではありませんでした。
もう一人、Jスポの解説でも忘れられていたのがAntonis Fotsis。SFとPFをこなせる器用なプレイヤーです。6-10(208センチ)という身長と3ポイントが武器です。オフェンスだけ見ていると、アウトサイド選手のようですが、彼の持ち味はリバウンド。ロシアのDynamo Moscowに所属している彼は、昨年のユーロリーグのBenetton戦で24リバウンドというユーロリーグ記録を作りました。インサイドプレイヤーも守れる器用さを持つ彼が今回ケガでいなかったことが、スペイン、スロベニアに苦しめられた大きな要因になったと思います。
他にも、Lazaros Papadopoulos(Real Madrid 210cm)や、Dimos Dikoudis(Panathinaikos 205cm)、Kostas Tsartsaris(Panathinaikos 210cm)と、素晴らしいプレイヤーを擁してはいます。しかし、スペインのPau GasolやスロベニアのNesterovicは別格。ディフェンスで苦しめられてしまいました。
Papadopoulosはオフェンスでは強力なポストプレイを持っており、評価の高い彼ですが、ディフェンスではGasol相手にファールを連発。まぁNBA選手でも守れないんだから仕方ないんですけどね。。。
Dikoudisはサイズが足りず。。Tsartsarisは身長とあの熱くなる性格(今回もCalderonに肘も入れ、Calderon悶絶。その直後Gasolをなぎ倒した)の割りにインサイドプレイがあまり強くなく、3ポイントが武器です。ディフェンスは良く頑張っていると思うんですが。
でもこの2人のPanathinaikosのプレイヤーですが、とても良い人なんですよ。Dikoudisは手紙書いたらしっかりサインと手紙を書いて送ってくれましたし、Tsartsarisもスーパーアリーナ横のホテルで会いましたが、怖そうな親父顔(ホントに自分の2個上か?)の割りにとてもやさしく対応してくれます。ちなみに一番不愛想なのがDiamantidis(どうでもいいですけど)。
とにかく、スペインはインサイド強力ですよ。GasolにGarbajosa、Reyes、Marcもいる。Pauだけでもすでに反則のように感じました。
しかし!ギリシャチームの魅力はやはりガード陣にあります。2006にアメリカに勝った要因はこのガード陣のゲームコントロールの良さ、それと忘れてはならないのはディフェンス力です。
毎回長くなってしまうので、それはまた明日(たぶん)。