京都ハンナリーズ、大分ヒートデビルズとの開幕戦を勝利で飾る(10月4日)

試合後インタビュー
京都ハンナリーズ:浜口炎HC、綿貫瞬、日下光、レジナルド・ウォーレン選手

京都ハンナリーズ

浜口炎HC
-今日の試合を振り返って
開幕戦という難しいゲームの中で、しっかりディフェンスが機能して良い試合が出来たと思います。

-前半のターンオーバーと入り方についてどう思うか?
本当にそうで、イージーな(ミス)…。
ターンオーバーの質が…。
(相手ディフェンスの)トラップに引っかかったり、そのあたりのミスはハーフタイムで選手に伝えました。

-相手(大分)チームの印象について?
(鈴木)コーチが思っているバスケットをゲームプラン通りにしっかりやっているなと思います。タレントも揃っていますし、本当にどちらに転ぶか分からないゲームでしたし、強いチームだと思います。

-大分のマッケイミー選手への対策?
ポイントガードですので、ボールを持っていてもいなくてもプレッシャーをかけるというのが、うちの約束事ですし、彼がボール運びをする時もしっかりフラストレーションを貯めさせることが出来たのではないかと思います。

-攻撃面での評価をお願いします
インサイドアタックする時はしっかりインサイドでアタックして、開幕戦としては良かったのではないかと。これからもっと良くなっていくと思います。

-改めて、今シーズンに挑む意気込みを
開幕戦がいきなりこういうタフな試合で、51試合残っているとカラダが保つか心配なんですけど(笑)、賢い選手が揃っていますし、今日の試合でも場面場面で活躍選手が多くて、オプションが多くなってきたと思います。
このままステップアップして行ければ、良いチームになっていくと思いますので、優勝目指してしっかりやっていきたいと思います。

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綿貫瞬選手
20141004_watanuki
-今日の試合を振り返って
開幕初戦という部分もあったのですが、チームみんなが気持ちが入りすぎているところがあって、もっと肩の力が抜ければ良かったのですが、この試合に勝てたということは良かったと思います。

-マッケイミー選手に対する対策は?
スカウティングはしていましたが、今日の試合前に(マッチアップするように)言われたので、気持ちの整理は大変でした。

-戸惑いはあったのか?
いいえ、結構楽しくプレイ出来ました。

-昨シーズンの有明での経験(試合中に熱くなりすぎた)を活かせたか?
そうですね。最終的には修正できたと思いますので、そういう面では(経験は)大きいですね。

-今日の外のシュートについて(3Pシュート0本 0/2、2Pシュート3本 3/9)
もう最悪です。でも、オープンになれば打つことを考えていました。入った部分入らなかった部分ありますけど、シュートを打てば相手がチェックに来るので、(ノーマークの選手作り出す)パスも出来たと思います。最後に良い結果が出たと思っています。

-3P、2P気にせず、ノーマークなら積極的にシュートしていこうと?
そうですね。オープンショット、チームショットになれば打っていこうと。

-開幕を迎えての心境
そうですね。開幕まであっという間でしたけど、プレシーズンで良い結果を出すことが出来たと思います。
(今日は開幕独特の雰囲気に)飲まれてしまった訳ではないのですが、責任を背負いすぎたというか、そういう部分はあります。

-開幕戦白星について
1勝出来た事は大きいと思いますが、連勝しないと。bjリーグでは2連勝していくことが(優勝するための)大前提だと思います。

-第4クウォーターで引き離した場面は、インサイドを積極的に使おうと考えていたのか?
うちはインサイド強いので使うことと、あとは行けるチャンスがあれば、(自分自身でも)行こうという意識はありました。

-終盤にケビン選手のバスケットカウントから4点差をつけたことは大きかった?
ローポストでプレイした時にシュートミスしたのですが、相手のセンターがシュートチェックに来たので、次のプレイでもまた来るなという(ケビンへのパスという)結果につながったと思います。

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日下光選手
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-今日の試合を振り返って
開幕戦ということで両チーム共に硬かったですが、相手のやりたい事をある程度させないディフェンスが出来たので、今日のような展開になったと思いますし、開幕戦に勝利できたことは素直にうれしいです。
明日も試合がありますので、しっかりやってきたいと思います。

-出だしが硬かったと言っていたが、自身の3Pシュートが決まって楽になった?
どうですかね(笑)うちはディフェンスから入るチームなので、そこをしっかりやらないといけないと思いました。チームみんなの共通認識として、うちはディフェンスのチームですけど、バスケは得点を取り合うスポーツなので、第1クウォーターでの3Pシュート決まって落ち着いたと思います。

-第3クウォーターまで大分にリードされていたことについて
そうですね。ただ得点を見てロースコアということで、うちのゲームだなと思っていました。
ヘッドコーチもハーフタイムでうちのペースでの得点展開だと言っていたので、焦らずに自分たちのバスケをしっかりやろうという事だけ考えていました。そこまで焦りというものは無かったですね。

-自身のプレイで昨シーズンと今シーズンで大きく変えていく部分は?
昨シーズンの得点源だった岡田選手(現:滋賀レイクスターズ)や寒竹選手(現:岩手ビッグブルズ)が抜けたので、積極的にノーマークでのシュート打っていくこと。オフェンス面でも絡んでいこうと、ディビットとはよく話をしています。
今シーズンは先ずはディフェンスをしっかりしていこうと思っています。ディフェンスの意識が高い選手が揃ったので、その部分は昨シーズンとは違うのではないかなと思っています。

-今シーズン、キャプテンとしての意気込みを
昨シーズンは本当に悔しい結果で終わってしまいましたので、有明に行くことは最低条件として、そこで勝つことです。
何が足りないのか、何が必要なのかをレギュラーシーズンで確認して、最後は有明で笑っていられるようにしたいと思います。

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レジナルド・ウォーレン選手
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-今日の試合を振り返って
今日は非常にタフで、お互いにファイトしたゲームだったと思います。チームのみんなが勝利に貢献した試合です。

-4年ぶりに京都で開幕を迎えた心境を
気分は良かったです。ブースターも沢山居て、みんなが歓迎してくれた雰囲気も良かったです。京都という街が好きなので、戻ってくることが出来てうれしいです。

-今日のタフな試合の中で終盤に2連続で得点したことについて
勝ちたいという気持ちと、勝つために何が必要なのかという気持ち。コーチがそのためにしっかりとプレイをデザインしてくれたので、チームの皆が遂行したので得点することが出来たと思います。

-コーチから求められている部分は?
チームでのバスケットをしっかりすることを求められています。あとは最大限の努力と貢献(Max Effort)。リーダーとしてチームを引っ張っていくことです。

-その求められている部分は、今どれくらい達成出来ているか?
日々の練習でしっかりやっていくこと。このシステムの中でもっともっと良くなっていくと思いますし、達成するためにしっかりフォーカスしていきたいと思っています。

-今シーズンの意気込みを
コーチは優勝することを望んでいて、そのためにここに来ました。私自身も二度(高松と福岡在籍時)チャンスがありましたが、優勝することがまだ出来ていません。この京都で良いシーズンを送って、有明で優勝を掴み取ることが今シーズンの目標です。
長いシーズンなので、一試合一試合をしっかりプレイしていきたいと思います。

-日本のことわざに「三度目の正直」というのがある
それを望んでいますよ。
英語でも「third time’s the charm(三度目の正直)」ということわざがあります。
優勝する事はハードだけど、京都のみんな(コーチ、トレイナー、スタッフ含めて)も望んでいると思います。