琉球ゴールデンキングス、山内選手の活躍でアウェイ千葉で勝利(3月16日)

3月16日(土)千葉ポートアリーナで行われた千葉ジェッツ対琉球ゴールデンキングスの試合は、第4Qまでもつれる展開となったが、土壇場で沖縄、山内選手が3P、技ありのフロートシュートで5得点をあげ、千葉を突き放し今シーズン30勝目を飾った。
(定山 敬)

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第1Q
先制はワーナーのシュートで千葉。その後も佐藤博紀のジャンプシュート、ワーナーと続き6-0とする。沖縄の遠山HCが「ソフトに入ってしまった」とコメントした通り、沖縄は立ち上がりが悪く波に乗れない。千葉はチャンドラーの3P、板倉のシュートと続く。沖縄はマクヘンリー、金城の得点で反撃。マクヘンリーの3Pシュートやラーカイのバスケットカウントで3Pプレイで追い上げるが、千葉は石田の3P、ベルと一色のシュート、グレイのダンクと連続得点で24-14で千葉がリードする。

第2Q
千葉、チャンドラーの3Pで第2Q開始。沖縄は並里のペネトレイトでお返し。マクヘンリー、ウッドベリーのシュートで徐々に追い上げる沖縄。千葉はオフェンスが重たくなり始め、得点が伸びない。沖縄はウッドベリー、ラーカイらの得点で36-34と2点差まで詰め寄る。千葉は相手のファールから板倉、ワーナーがフリースローで得点。沖縄は岸本のシュート、ラーカイのバスケットカウントで再び2点差とし、前半を終える。

第3Q
千葉、ワーナーのジャンプシュートで後半開始。ここから沖縄はマクヘンリー、ニュートンのシュートで42-42の同点。千葉のワーナーがフリースロー2本中1本のみ決められない間に、マクヘンリーの3Pで逆転に成功する。千葉もチャンドラーのジャンプシュートで同点。ここから両チーム一進一退の攻防となる。沖縄の岸本が3Pを決めれば、千葉の田中も3Pを成功させる。田中のターンオーバーから岸本が速攻に持込み、54-57とした所で、千葉がタイムアウト。タイムアウト後も沖縄はニュートンのフリースロー、ウッドベリーのシュートでリード。千葉は一色のフリースローで追い上げる。ウッドベリーのダンクで58-63とするが、千葉はベルの3P、グレイのシュートで同点として最終Qへ。

第4Q
最終Qは千葉、ベルのシュートから。グレイが4つ目のファールでウッドベリーのフリースロー。山内、マクヘンリーがシュート決めれば、千葉はワーナー、チャンドラーのシュートで追いつく。沖縄は並里のフリースロー、マクヘンリーの3Pで71-75とリード。千葉もワーナーのシュート、チャンドラーがファールを誘いバスケットカウント。フリースローも決め1点差に詰め寄る。残り4分49秒でオフィシャルタイムアウト。タイムアウト後はワーナーの連続得点で千葉が逆転に成功。沖縄も残り1分35秒でウッドベリーがシュートを決め、再び同点とする。千葉はタイムアウトを要求。沖縄は山内が値千金の3Pシュート決める。千葉も田中がお返しの3Pで82-82の同点とするが、タイムアウト明けの残り37秒からのオフェンスで沖縄の山内がフロートショット決め、82-84とリードする。残り4秒、千葉のオフェンスもチャンドラーのシュートは決まらず、タイムアップ。沖縄がアウェイ千葉で勝利を飾った。

スコアボード

3月16日(土)14:30

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
琉球ゴールデンキングス 14 24 25 21 84
千葉ジェッツ 24 16 23 19 82

【スタート】
琉球ゴールデンキングス:#5アンソニー・マクヘンリー、#9小菅直人、#32山内盛久、#37並里成、#50ジェフ・ニュートン
千葉ジェッツ: #0佐藤博紀、#9田中健介、#18板倉令奈、#34ジョン・ワーナー、#35マーキン・チャンドラー
【レフリー】
レフリー: 永島 稔(ながしま みのる)/田村 豊(たむら ゆたか)/Gonzo (ごんぞー)

【観客者数】
1429人

【主な個人スタッツ】
琉球ゴールデンキングス:ウッドベリー22得点5リバウンド、マクヘンリー21得点7リバウンド5スティール、山内盛久7点
千葉ジェッツ:ワーナー22点14リバウンド、チャンドラー19点12リバウンド 田中健介10点

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試合後の遠山、冨山両HC。沖縄の岸本、山内選手。千葉の一色翔太選手のインタビュー(プレミアム限定)

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