岩手ビックブルズが千葉ジェッツの連勝を9でストップ(2月11日)

2月11日、千葉の八千代市市民体育館で行われた千葉ジェッツと岩手ビックブルズの試合は、9連勝中の千葉ジェッツが前半を折り返し10点リードするが、後半岩手の固い守りの前に27点と失速。岩手はスニード、ディクソン、オコーサ、高橋(憲一)が二桁得点を上げ、東の3位をキープした。
(定山 敬)

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第1Q
昨日の退場でマーキン・チャンドラーを出場停止で欠く千葉は岩手のスニードにファール。ディクソンのシュートに対して佐藤(博紀)がファールを吹かれ、バスケットカウント。千葉はワーナーのシュートでお返し。佐藤のレイアップも決まり4-2と逆転。岩手も月野のシュート、高橋のリバースレイアップで逆転する。千葉はワーナーが得点。岩手はディクソンがまたもファールを誘い、バスケットカウント。フリースローも決め、8-11と逆転に成功する。2ファールとなった田中に代わった狩俣が3Pシュートを決め同点。岩手はインサイドを起点にスニードがファールをもらいバスケットカウントのシュート決める。フリースローも決め、リード。ベルが残り2分28秒でリバウンドの際に指を負傷。ベンチに。岩手はオコーサ、高橋のシュートで突き放す。千葉は板倉がブザービーターの3Pを決めるが、17-23で岩手がリード。

第2Q
先制は千葉のワーナー。岩手は澤口のシュートで反撃。千葉は相手のファールを誘い、少しづつ追い上げ。グレイの2P、ベルの3Pで2点差。千葉はオフェンスリバウンドからさらに攻撃回数を増やし、ベルの3Pで同点に追い付く。岩手も澤口の3Pシュート、ディクソンのバスケットカウントで流れを呼び戻す。残り4分33秒のオフィシャルタイムアウト明けから、千葉がワーナー、グレイが得点を重ねていく。45-37となった2分25秒で岩手はタイムアウト。タイムアウト明けも千葉はグレイ、板倉のシュートで10点差に広げ、前半を終える。

第3Q
岩手はディクソンがベルのファールを誘いバスケットカウント。フリースローも決め反撃開始。千葉は開始から佐藤のフリースローを除き、2分30秒近く得点が無い。岩手は高橋、オコーサが得点し、51-47と追い上げる。ディクソンのバスケットカウントに対して抗議するが、反対に千葉はベンチがテクニカルファールを宣告される。テクニカルファールのフリースローを高橋が決める。さらにバスケットカウントのフリースローもディクソンが決め53-53の同点。千葉は第2Q同様にグレイ、ワーナーが得点する。岩手はオコーサが奮起して57-61とリードに成功する。千葉も田中の連続シュートで追いつくが、月野、仲村のシュートを決める
。一進一退となり、68-68の同点で第4Qへ。

第4Q
開始は千葉、板倉のアシストからワーナーがシュート。岩手はディクソンの3Pシュートや、ブラックレッジのダンクで逆転。千葉はタイムアウトを要求するが、ここから流れは岩手に。ブラックレッジ、スニードが得点を重ねていく。千葉は佐藤、ワーナーの得点を5点差に詰め寄る。残り3分15秒に千葉は大事な攻撃の機会を、高橋の守備(スティール)に阻まれる。反対に岩手は時間ぎりぎりの所でディクソンが値千金の3Pシュート決め、76-85とリード広げる。最後はディクソンのアシストからオコーサのシュートで88点とし、連敗を免れた。

スコアボード

2月11日(月)13:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
岩手ビックブルズ 23 17 28 20 88
千葉ジェッツ 17 33 18 9 77

【スタート】
岩手ビックブルズ: #0デニオン・スニード、#8月野雅人、#9仲村直人、#14高橋憲一、#32カルロス・ディクソン
千葉ジェッツ: #0佐藤博紀、#9田中健介、#13ディアンドレ・ベル、#18板倉令奈、#34ジョン・ワーナー

【レフリー】
平出剛(ひらいで たかし)/山本登(やまもと のぼる)/相川 克昌(あいかわ かつまさ)

【観客者数】
987人

【主な個人スタッツ】
岩手ビックブルズ:ディクソン26点、スニード15点3リバウンド、オコーサ17点5リバウンド3スティール2ブロック、高橋憲一10点4スティール
千葉ジェッツ:ワーナー23点15リバウンド、グレイ17点14リバウンド、板倉令奈11点7リバウンド

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