【プレミアム限定】沖縄が開幕連勝スタートで好発進、京都は連敗スタート。 京都vs沖縄 インタビュー(10月7日)

10月7日(日) ハンナリーズアリーナで行われた京都ハンナリーズvs琉球ゴールデンキングスの試合後インタビュー。
京都:浜口炎HC、マーカス・クザン選手、瀬戸山京介選手、岡田優選手。沖縄:遠山向人HC。
(文・写真/金澤朱志)

京都

浜口炎HC
第1Qにジャンプスタートできましたし昨日より良い部分がたくさん出たので練習を重ねてチームを作っていきたいと思います。

―昨日からの修正点で今日出来た部分は?
昨日はイージーなターンオーバーが多くてシュートまでつなげられなかった。今日は普通にプレーできて12個。先に進めば一桁。今のゴールとしては1Q3つ、そういう意味では修正できたかなと思います。

―コンビネーションを高めていくには数をこなしていくことですか?
もう少し練習を重ねればオフェンスは良くなっていくと思う。ただ2日間とも82点取られている。うちは昨シーズン74失点ぐらい、毎年75失点以下のチームを作っているんですが、本当にディフェンスが悪くてそうなってるのかオフェンスのミスによって止められない速攻が出たりして失点が増えているのかチームとして分析しないといけない。うちは得点は74得点ぐらいで今までだったら勝負になってるのでそこは考えたい。

―第2、4Qで点差を離されている原因は?
今ミーティングでもその話をしたんですけど、昨日の第1Qだけ同点で1、3Qはこっちが勝ってて2、4Qは向こうが勝ってる状況。一概にオンザコートの違いという問題だけではないですし、こっちのベンチのローテーションが原因かもしれない。事実として出てるので考えようかなと思います。

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マーカス・クザン選手
最初リードして良いゲームになると思いましたがターンオーバーから相手に戻ってこられてシーソーゲームになって負けてしまった。ただターンオーバーとリバウンドがしっかりできてくればこのチームは良いチームになると感じてます。

―bjリーグの印象は?あとご自身の評価は?
感覚的に良いリーグだと感じ取りました。マッチアップする選手は大きくて良い選手が揃ってます。日本人選手も良い選手が揃っているし、競争があって良いリーグだと感じました。

自分の評価としてはまずまずでしたが2試合勝てなかったのが残念でした。良いチームメイトが揃ってますので練習からお互いを高めながらやっていけると信じています。どんどん上達していけるように頑張っていきたい。

―2、4Qに離された要因は?
原因はわからないですけど1Qで出来ていた良いことを続けることが大事。良い部分があればそれを安定させてゲームを組み立てることが大事だと思います。

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瀬戸山京介選手
出だしは良かったんですけどお互いのやりたいことを探りながらやってる感じで歯車が噛み合うにはまだ時間がかかるかなと思います。

―第1、3Qはリード出来たが逆に第2、4Qで劣勢になったことについてどう分析されますか?
昨日と同じ状況だったんですけど、ちょっとまだ自分たちの何が良くて何が悪いか整理できていない感じ。もうちょっとお互いのやりたいことを感じ合いながらやるようにしていくことがキーだと思います。やりづらいとか(コートに立つ)外国籍の選手が何人というわけではないと思います。練習やゲームを重ねる中で自分たちで修正していくところだと思います。

―昨日の試合より改善されたことは?
ターンオーバーが減った点では、ゲームを通しては少なくなっているのでそこは良かった。

―昨シーズンより走るバスケットという印象を受けましたが走る部分とボールプッシュについてどう感じているか?
ボールプッシュできている時は良い流れになっているので引き続きボールを前に飛ばしたり自分が先頭を切って走ったりやっていきたい。相手とやり合うのではなく自分たちがやりたいバスケットとしてやっていける形にしていけたらいいと思います。走れてる時は良い流れになっているのでそこは収穫という自信をもっていいと感じています。

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岡田優選手
すごい残念な結果になってしまったんですけど、土曜日のだめなところが出てしまったので修正出来なかったのが大きかったと思います。

―ダメなところというのは?
ターンオーバーはもちろんのこと自分のターンオーバーから点差が縮まったところもありますし、あとはモーションオフェンスがまだチームで機能していないので、それをこれからやらないといけないと思うし、相手にひとつ防がれたらその後に自分たちが臨機応変に次のことが出来ないのでチームで出来るようにしたい。

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沖縄

遠山向人HC

キングスとして京都に2連勝したことないと聞いて、沖縄の皆さんに開幕2連勝を届けられて良かったと思います。ゲーム自体は1Qはこちらのプラン変更が裏目に出てしまって劣勢になりましたが選手が勝負どころまで我慢してくれた。昨日、たくさんスコアしたウッドベリーが厳しいマークにあってシュートが決まらなかったですがマクヘンリーをはじめチーム全員で補い、それぞれが役割をこなしてくれたことが今日の勝因だと思います。

―(昨日の会見で)ディフェンスがソフトだったとおっしゃってましたが、今日のディフェンス面での評価は?
1Qは過敏にアグレッシブにしようとして京都がそれを読んで良いパスを回して岡田選手、パルマー選手にワイドオープンのシュートをやられた。しかしすぐに激しさは保ったまま修正できた。

―第2Qの途中まで最大13点差つきましたがタイムアウトではどういう指示を?
我慢することと、京都がピック&ロール中心のオフェンスに変えていたのでピック&ロールの守り方を確認させました。

―マクヘンリーの今日の働きに関しては?
昨日は本人がもやもやした感じだったので今日はよく暴れたくれた。けど今日は彼の負担が大きかったので今後彼の負担をどれだけ軽くできるかが課題になると思います。

―オンザコートのルールが変更になった影響は?
実はプレシーズンマッチの秋田とKBLチャンピオンとやったんですが、昨日まで僕らは第1Qと3Qが異常に強くて、オンザコート3の時間帯がダメだったんです。それを修正しようとしてオンザコート3の練習をしていたのでバランスが悪くなってしまった。特に気にしていないしすぐに修正できると思います。

―公式戦2試合終わりましたが、チームのパフォーマンスはどう感じるか?
もうちょっとやれるかなというのが感想です。練習では随所にもっと素晴らしいプレーがたくさん出ている。(プレシーズンゲームの数が少なかったので)ゲーム慣れしてない。いくら去年のチャンピオンチームとはいえシステムが全く変わっているわけですからゲームに慣れてくると少しずつ解消してくれると思います。