【プレミアム限定】大阪エヴェッサ、連日のベンチメンバーによる活躍でプレーオフに弾みをつける連勝。(4月29日)

4月29日(日) 住吉スポーツセンターで行われた大阪エヴェッサvs滋賀レイクスターズの試合後インタビュー。大阪はライアン・ブラックウェルHC、青木康平選手、小淵雅選手、今野翔太選手。滋賀はアラン・ウェストオーバーHC、波多野和也選手、小川伸也選手、レイ・ニクソン選手。
(写真/文=金澤 朱志)

大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェルHC
―今日の試合の総括
本当に今日は素晴らしい試合が出来たと思います。特に前半だけで滋賀さんに12個のターンオーバーを誘ったことが出来た。それは第2Qに投入した高田(紘久)、今野(翔太)、竹田(智史)の3人がコートに入って違うチームを見せることが出来て、その結果が素晴らしいディフェンスに繋がった。リードが広がったにもかかわらず試合を放り投げずに最後まで集中して走りきった。

また我々の得意とする早いテンポのゲーム、トランジションを披露出来たので素晴らしいゲームが出来たんじゃないかなって思います。オフェンス面でもフロアを広く使って有効に攻めることが出来たのが(勝てた)大きな要因じゃないかなと思ってます。

―今シーズン、主力が抜けたりして大変なシーズンでしたがシーズンを振り返っていただけますか?
いろんなことが今シーズンありました。人生なのでいろんなことが起こるということはわかってますし、ヘッドコーチの考え方が選手に浸透したのが良い結果になったのかなと思います。シーズン当初にいたメンバーで言うとローレンス(ブラックレッジ)がいなくなり、ラベル(ペイン)がいなくなり、そしてリン(ワシントン)もいなくなったというチームの中で、彼らが自分たちのやるべきこと、自分たちの仕事は何かをはっきり理解して臨んだ結果素晴らしいシーズンが送れたと考えています。

―先週のゲームが終わってからの今週の準備はどういったところに重点を置いて準備されてましたか?
先週2連敗で終わってしまった中で選手たち個人個人が学んでくれたことが大きいかなと思いましたので、そこは特に何か準備というわけではないんですが気持ちの面でまず今週に向けて集中させることでした。ただ順位の入れ替わりなどいろんな状況があったんですけど、我々の目的は2位になることではなく優勝することが目的と考えていますので、そこのところを選手に再認識させたことが唯一やったことです。

リンを失って我々が何を失ったかというとフィジカルの部分であったりそういう部分を失ったところは確かにあると思います。ただ今日の試合のようにチーム全員で失った部分を補い合っていければ彼の穴は埋まると思いますし、それ以上のものが今日披露出来たと思いますので、チームがユニットとなって全員で戦うことを今後も続けていきたいと思います。

―多くのターンオーバーを奪いましたが、それはヘッドコーチの指示だったんでしょうか?
プラン通りに行ったかなと思います。滋賀さんのほうがサイズのほうでは上回っていたと思いますが、先程も名前を出した竹田、高田、今野、ケビン(タイナー)も使ったと思うんですけど、サイズは劣っていますがスピードでは圧倒しているメンバーだと思ってましたので、フルコートのプレスをかけるアイデアは出しました。

―シーズン前に考えていたバスケットとレギュラーシーズン終わった後に出来上がったバスケットをどういうふうに評価されますか?
シーズン当初に考えていたバスケは守って勝つというようなバスケットでした。ラベル、ローレンス、リンがいなくなったことで、どちらかと言うと攻めていかないといけなくなったのかなというのが途中でありましたので、そこをしっかり修正できて攻めるチームに変われたと思います。

マイク(ベル)に関してはローレンスやラベルよりも外のシュートの部分では上回っていると思いますし、もちろんボビーもそうです。そういった意味でも守るというより攻めて点を取るようなイメージで戦ってきたんですがそれが今は修正というか対応出来ていると思います。

―ここからプレーオフまでどういう準備で臨まれますか?
先週のような雰囲気で臨まないように、今日見せたような試合が出来るよう心の準備を選手各自にやらせていきたいと思います。しっかりと精神面で集中出来るようにしていきたいと思います。

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青木康平選手
―昨日と今日のゲームを振り返っていかがですか?
昨日の試合は前回の試合の反省という部分で苦しい時間帯をチームで乗り切れたというところがやっぱり前回の負けの収穫だったと思うんですよね。で、今日は滋賀は順位が変わらないっていうところで気持ちの差が出たんじゃないかなって思います。

―先週の京都戦までの練習の雰囲気が明るすぎたという話を聞きました。今週の練習の雰囲気はいかがでしたか?
このメンバーになってからの負けの中で一番悪かったのが前回の負け、特に2試合目。ひとつになるところが僕らの強みなのに前回それがばらばらになってしまった。だから意識の再確認をしたのと練習もしっかりと対策を出来たし、ゲームプラン通りに試合を進めたっということが一番勝利に繋がったことだと思います。

―先日の試合の終盤から意識せずにフリースローを打てたいた感じですが何かアドバイスはされましたか?
一応翔太とタケには練習中に少し言ったんですけど、それが効いたかどうかは本人たちに聞かないとわからないんですけど。ずっとフリースロー、フリースローってなって昨日の第4Qは11分の11。やっぱり大きな勝因のひとつですよね。

―主力が抜けたり選手の入れ替わりが激しかったですが今シーズンを振り返ってみていかがですか?
こんなにいろんなことが起こるシーズンは過去に無かったんですけど、逆にこれがすごく良い経験になったし、バスケットボールがチームスポーツという上で何が一番重要なのかを僕は再確認出来た。今日の試合も見ての通りチームひとつになって会場もひとつになって、そういうチームが強いチームだろうしチャンピオンになる姿だと思うんですよね。だからそういった意味では良い経験が出来てますね。

―青木選手ご自身は優勝に近づいていると思いますか?今シーズン、一番「優勝」という言葉を使われたと思いますが。
先週はかなりへこんだんですけど、でもこのチームで負けても悔いは残らないと思ってるし、やっぱり悔いの残るシーズンにはしたくない。そのためにチームがひとつになることが重要だと思うし、今日みたいなゲームが出来れば優勝出来ると思ってます。

―ひとつも負けられないプレーオフにあたって順位の変わってくる日曜日の試合にかける意気込みはどうでしたか?
どのチームもそうですけど終盤になると疲労も溜まってるし、うちはビッグマンが一人いなくなったところで、アメリカ人選手にしても日本人選手にしてもみんな満身創痍なところがあったので、ここは絶対2位になって1週間調整したいというところが強かったので僕にとってもすごいラッキーですね。

―最初のクォーターあまり噛みあってないよう感じでしたがどうでしたか?
最近あまり出だしが良くないんですけど、そこは次の試合に向けての反省点だと思いますね。ただそこから毎回2Qとかでベンチメンバーの得点がすごい安定してて、そこが今の僕らの強み。でも改善すべき点だと思います。

―第3Qの追いつかれそうな場面で貴重な3Pを決められましたがどうでしたか?
怪しかったですけど入って良かったです。ただその後、ディフェンスからの速攻が決まったりしてたんで、それが勢いがついたと思うんですよね。ビッグマンがすごい頑張ってくれたんで。

―試合終盤になるとベンチから応援されてる姿が目立ちました。チームの一体感という意味でもかなり出来上がってきているのかなと思いますが。
仲間を応援するというのは当然のことだし、それが一人ひとり意識せずに出来ているところがチーム力だと思うんですよね。単純に昨日、今日は楽しかったです。

―開幕前、大阪に移籍されて「エヴェッサをひとつにまとめることが自分の仕事」だと仰ってましたがシーズン終えられてどれぐらい手応えがありますか?
80%を超えましたね。目標が100%のところで今80%を超えて、京都戦で60%ぐらいになったんですけど、ちょっと試行錯誤していろいろやって今日2連勝という結果が出たしチームの雰囲気も良いってことで80%ですね。あとはみんな健康になって1週間休んで90%、プレーオフで勝って100%です。

―プレーオフへの意気込みを。
もうやるしかないし僕らのホームコートでプレー出来るし、1週間休めるのが本当に嬉しい。1週間入院しようかなって思うぐらい嬉しいんですけど、みんなが健康になれば(良い)。良い試合が出来ると思います。すごい楽しみです。

―レギュラーシーズンとプレーオフでは戦い方が変わってくると思いますがチームメイトにアドバイスは?
(冗談で「退院してから考えようと思います」と答えたあと)特に無いです。

―プレーオフ、ファイナルが始まりますが率直な想いは?
このリーグが始まって以来チャンピオンになるチャンスは2、3回あったんですけど、手が届かない。本当にあとちょっとのところで手が届かなかった。やっぱり一度は優勝してキャリアを終えたいと思ってるんで。僕が大阪に来たひとつの理由としては、チャンピオンが取れるチームだと思ったし、今もその可能性は秘めていると思う。(メディアの)皆さんは途中諦めたと思うんですけど、僕は諦めなかったです。頑張りたいと思います。

―最近、今野選手や竹田選手が出ることで、青木選手のプレータイムが減るという今の状況を青木選手から見てどう思われますか?
良い傾向だと思いますね。やっぱり的が絞りにくいということと、どの強いチーム見てもベンチメンバーの得点というのがすごい重要になってくるし、それが他のチームだったら外国人選手なんですよね。でもうちは日本人がベンチから点数を取ってるっていうことが一番強いところだと思う。だからスターターは誰でも良いと思うんです。ベンチからどれだけ点を取れるか流れを変えれるか、そういう選手が大阪に2人いるのがすごい強みです。

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小淵雅選手
昨日のゲームは、(スターターの)僕達が悪い流れにしてしまった部分を、翔太とかケビンの活躍でチームに勢いを与えてくれて流れを良い流れにしてくれて勝ったというゲームです。今日はみんな気持ちが結構入ってて最後まで集中して出来たと思います。

―今週の練習の雰囲気はいかがでしたか?
先週負けた試合後の初めての練習の時に、ライアンが結構厳しく「高い質を持ってやっていく」という話をしたんで、そこからみんな意識して出来たんじゃないなと思います。

―今シーズン、滋賀に負け無しということで相性が良かったと思いますか?
きっとそれはあると思いますね。相性はあると思うし苦手な相手、得意な相手はいると思うので、崩れないようにやっていきたいですね。

―滋賀戦になると大阪のガード陣の活躍がありますが、どういうふうに分析されてますか?
チームの流れの中で点を取ってるのが今言った選手達だと思います。それはチームのリズムだと思います。

―今シーズンを振り返って。
チームも大変だったし自分も大変でしたけど、チームでまとまりが出てきて、せっかくまとまったこの雰囲気、チームの流れというのをこのままプレーオフに繋げていきたいです。

―昨シーズン、怪我でプレーできませんでした。小淵選手個人としては今シーズンどんなシーズンでしたか?
やっぱり思うようにプレー出来ない前半戦、後半戦でも思うようにプレー出来ない部分があった時はストレスも溜まったし自分に対して頭に来るというか。「なんで思うように動けないんだろう?」っていう気持ちがあったんですけど、でもチームのサポートとか本当にブースターの皆さんとのサポートもあったし、それがあったからこそ今しっかり出来ているんだなってすごく感謝してます。

―得るものが多かったシーズンでしたか?
怪我する前って今のこういうプレーではなくて、軽いプレーというかあまりアグレッシブにインサイドに入っていくっていうプレーはしてなかったので、怪我が良い方向に向いてくれているのかなって今のところ思ってます。

―1週間あきますがチームにとって休めるということは良いことですか?
怪我を持ってる選手がたくさんいるんで休めることは良いことだと思うんですけど、試合勘という部分で1週間離れて試合をするのは大変なので、そこはやっぱり練習で気持ちを離さず私生活も気持ちを離さずでやっていかないと、と思ってます。

―プレーオフに向けての意気込みをお願いします。
プレーオフだからっていう気負いだったりという要らない部分が出てくるかもしれないんですけど、それも含めてプレーオフっていう舞台なのでそこは悪くなったら良い流れに変える、良い流れだったらそれを継続するという気持ちの部分で、曲がらないというか外れないようにしていきたいです。

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今野翔太選手
―気持ちの良い試合だったと思いますがいかがですか?
そうですね、特に今日はチームで勝ったという感じでみんなで足を動かして守って攻めてという感じだったのですごい良かったです。

―先週の2連敗からチームの中で変えたところはありますか?
変えたというより戻した。チームでやってたこと、忘れていたことをもう一回再確認してやろう、と。それが出来たことが良かったです。

―昨日、今日とすごい活躍でしたが変化というか何かありますか?
ライアンHCが僕を我慢して使い続けてくれたから僕もシュートをいっぱい打てたし、決める自信は元々あるんですけど、決めることも出来たしヘッドコーチのおかげだと思います。

―第2Qではディフェンス面でも良い活躍でした。振り返っていただいてどうでしたか?
あれが僕の持ち味なので、あれが出来ないと意味が無いというか、あれが基本のプレーだと思ってます。

―得点力も昨日と今日と高かったですが。
元々、得点の自信もあります。大学の時はスコアラーでやってたし、プロに入って僕より点を取れる選手がいるのと、いろんなタイミングとかヘッドコーチの起用方法とかあるので、その辺は今はディフェンスに徹しているという感じでしたけど今日はたまたまパスもいっぱい回してくれて決めることが出来たんじゃないかなと思います。

―2位と3位を争っているような状況で、そういう状況がご自身のプレーに繋がったということはありますか?
僕が入団してから2位以下の通過は無かったので、今年もこんな良いメンバーだったし(2位と3位を争う状況の中で)2位通過で行きたかった。今日は起きた時からずっと気合入ってました。

―良い形で試合が終わって最後ブースターからも熱い声援がありましたが。
5年いますけど特にお客さんが熱くて良い応援してくれてると思いますし、お客さんの数も増えてる感じしますし、よくある言葉ですけどブースターさんの声援のおかげで勝てたなって実感した試合でした。特に今日は。

―今野選手自身、今までのシーズンとの違いはありますか?
天日HCの時からやることはあまり変わってないんですけど「翔太はディフェンスを頑張ってそこからリズムを作ってオフェンスに入っていく選手やぞ」って言ってくれてたんで、その自分の信念というかそのスタイルは変えずにいた。やっぱり年ごとにチームのカラーっていうのは変わってくるんで、今シーズンのチームカラーに中々溶け込めなかったというのはあったんですけど、日に日に良くなってきたんで最終戦でそれが良い形で出せて良かったです。

―3年間優勝から遠ざかってますが意気込みをお願いします。
毎年優勝という強い気持ちでやってて最後有明のファイナルで負けてというのが続いているので今年こそは。良いメンバーでコミュニケーション取れてるしすごく良いチームなんでこのチームで絶対優勝したいですね。

―プレーオフまで期間が開きますがどう過ごされますか?
チームも僕も明日からの1週間は疲労をとって、選手も温泉行ったり酸素カプセル入ったりマッサージ行ったりと(身体の)トリートメントをして、けど試合勘は無くさず練習はハードにしながら身体のケアに当てるんじゃないかなと思います。

―2試合連続のMVPでしたが好調の要因は?
今シーズンは特にミドルシュートを自信持って打ってるんですけど、それがいつも通り入りましたしディフェンスでチームに絡めてたから、そこからオフェンスの気持ちにスイッチも入ったし、周りから観たら今日が好調と思うでしょうけど、自分の中では変わってないですね。

―迷いが無いというか吹っ切れた感じでしたが。
パス、パス、パスで回ってきたところに僕がいて、という感じで打たせてもらったりとか。今シーズン、ひとつだけシュート打って交代とかあったので、そういうところで萎縮しているところもシーズン中に何回かあったんですけど、今はそんな気持ち全く無いです。迷いは無いです。

―フロントコートからボールにプレッシャーをかけて足を動かしてっていうそういう動いていくリズムが今野選手に合った部分はありますか?
僕が足を動かすとこに答えてくれる竹さんやケビンがいたから更に良い動きが出来たとおもいますね。

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滋賀レイクスターズ

アラン・ウェストオーバーHC
―今日の試合の総括
大阪は非常に良くプレーしたと思います。自分たちもハードにやって勝てるかなというふうに思ったんですが上手く行きませんでした。ただ自分たちの選手もハードにやりましたので、それに関しては誇りに思います。この試合は終わりましたので次の試合に向けて集中していきたいと思います。

―1週間後にプレーオフが始まります。修正する点は?
自分たちが悪くプレーしてきたとは思ってなくて先週まで9連勝をしました。ただもう少し選手たちを休ませたいなと今は思ってます。

―滋賀でのホーム開催になりますがどのような気持ちで試合に臨みますか?
私はプレシーズン、レギュラーシーズン、そして3番目にプレーオフのショートシーズンがあると捉えています。ですからそれに向けて新しい気持ちでプレーオフを戦っていきたいなと思います。

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波多野和也選手
大阪に勝てなかったことは残念に思ってますけど、プレーオフに向けて自分達が何をすべきなのかという新たな課題が見つかったので、その点では良かったなと思います。

―具体的な課題というのはどういったところですか?
集中力を切らさないということはすごい大事ですしディフェンスをもっとチームでみんなで守っていかなきゃなと思いますね。

―ここ数試合はディフェンスがうまくいってのに大阪に対して出来なかった理由はありますか?
やっぱり大阪に対して構えてしまったという部分もありますし、やっぱり集中力ですね。集中力が切れてしまったというのが大きな敗因じゃないかなと思います。

―滋賀に移籍して1年目ですが今シーズンを振り返ってみるとどういうシーズンでしたか?
いきなり膝の手術だったりとか、シャッフルオフェンスっていうシステムを初めてやるということでいろいろ学ぶシーズンでもありましたし、あと体のケアやどんな時でも自分のモチベーションを下げないというというのもすごい感じましたし、この52試合やって自分にとってはすごい良かったなと思いますね。

―小指の脱臼について。
先週怪我したんですけど今は特に気にしてないです。

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小川伸也選手
今節は全ての面で大阪が良いプレーをしたと思います。僕達も全力を尽くしましたけどまだまだ大阪に対して力が及ばないところもありますし、この気持ちを忘れずに是非有明でもう一回チャレンジしたいという気持ちを持ってます。

―ターンオーバーが多く出た要因は?
いろいろな問題があると思いますけど1番の問題は、しっかりコミュニケーションをとらずに自分勝手な判断でプレーをしてしまったのがターンオーバーに繋がったんじゃないかなと思います。うちはある程度動きは決まってますし、やることも決まってるんでその中でしっかりと遂行すれば、ああいったミスは生まれなかった。こういった舞台でああいうミスが出るのは自分たちの弱さなんじゃないかなと思います。

―好調の際は序盤からハドルの回数が多かったですが、今日は終盤になって初めてハドルを見たという印象でしたが。
ハドルを組む前に各個人が審判と戦ってしまっていたのでそこは改善しなくちゃいけない問題だと思います。

―1週間後にホームプレーオフ開催です。チームのキャプテンとしてどのような仕事をしますか?
この気持ちを忘れずに、とはさっきみんなに話したので、この負けた気持ちを絶対忘れずにもう一回大阪とやろうという話はしたんで。全力で目の前の敵を倒していくだけだと思っています。

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レイ・ニクソン選手
とてもタフなゲームでした。これでレギュラーシーズンが終わりなんですけど新しいシーズンであるプレーオフが始まりますので、それに向けてやるだけです。

―優勝チームからの移籍ということで、滋賀はまだ有明に行ったことがないチームです。その中で前のチームとの何か違いというのはありますか?
もちろん違うチームです。選手もコーチも違います。ただそれ(優勝チーム)に近くなる要素、可能性はあると思います。

―優勝した経験を他のチームメイトにどういう形で伝えようと思いますか?
経験豊かな選手もいますから特に伝える必要はないと思っています。どれだけ重要なゲームかっていうのは彼らもわかっているでしょうから、ただ自分達が自分達に決められたルール、チーム内でしっかりやること、あと自分達のゴールをしっかり見つめてやるだけだと思います。