bjリーグ新人選手契約制度改定へ

bjリーグでは、新卒選手(大学4年生、高校3年生)を対象とした1名を、トライアウトを経ることなく契約可能とした新人選手契約制度の改定を発表した。

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改訂新人選手契約制度の概要

本制度は、2011-2012シーズンより適用となる。

1.交渉選手名簿登録
bjリーグ所属チームは、①全日本大学バスケットボール連盟に登録されていて、かつ最終学年である者、または、②財団法人全国高等学校体育連盟バスケットボール部に登録されていて、かつ最終学年である者について、交渉選手登録名簿に登録することにより、選手契約の交渉を行うことができる。

※交渉状況により、チームは交渉対象選手を①、②を合わせ、2度まで変更することが可能。
※②の選手は、交渉選手登録名簿に登録の際には、プロ志望届けの提出が必要となる。
※交渉選手名簿登録は、1チームにつき、①の選手を1名、②の選手を1名、計2名を登録することが出来るが、契約可能な選手は1チームにつき1名となる。

2.契約形態
契約成立した場合の契約形態は以下の3種類。
[TABLE=17] * 2011-2012シーズンの場合

※アーリーエントリーとは、2月1日以降の当該シーズンの試合に出場可能となる制度。
※全ての契約形態は、契約凍結期間期日(2011-2012シーズンは2月2日正午)までに契約締結をしなくてはならない。
※①の契約での、最終学年所属年2月1日~6月30日のサラリー、②の契約での卒業年4月1日~6月30日のサラリーは、サラリーキャップの対象外となる。
※卒業後の7月1日から翌年6月30日までの対象選手との契約は、全ての契約形態においてA契約(基本報酬300万円以上)を結ばなければならない。
※交渉選手名簿登録を経て、契約に至った選手は、ドラフトの対象外となる。

尚、交渉選手名簿登録を経て、契約に至った選手以外は、従来通り、合同トライアウトに参加した選手とのみ、チームは選手契約を締結できる。