12月24日(土) 所沢市民体育館で行われた埼玉ブロンコス対浜松・東三河フェニックスの第1戦。序盤から埼玉が試合を有利に進め、第4Q開始までリード。浜松はディフェンスから活路を見出し逆転に成功。大事な場面でベテラン、大口のスティールもあり、67対71で逃げきった。浜松は4連勝で東の首位に浮上。埼玉はクリスマス・イブのホームゲームを白星で飾ることが出来ず4連敗。
（文／写真＝定山 敬）
スコアボード
12月24日(土）18：00
| – | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
| 埼玉ブロンコス | 28 | 12 | 13 | 14 | 67 |
| 浜松・東三河フェニックス | 13 | 15 | 25 | 18 | 71 |
【スタート】
埼玉ブロンコス：#2ケニー・サターフィールド、#7北向由樹、#11ジェイミー・ミラー、#15寺下太基、#35ジョン・ハンフリー
浜松・東三河フェニックス：#5友利健哉、#9ジャメイン・ディクソン、#21ジェフリー・パーマー、#25仲西翔自、#42ジーノ・ポマーレ
【レフリー】
石榑 芳弘(いしぐれ よしひろ)/相川 克昌(あいかわ かつあき)/佐藤 優樹(さとう ゆうき)
【観客者数】
1411人
【主な個人スタッツ】
埼玉ブロンコス：ハンフリー20点、サターフィールド13点5リバウンド7アシスト、ミラー10点10リバウンド
浜松・東三河フェニックス：アーノルド19点3リバウンド2アシスト4スティール、太田12点7リバウンド、パーマー11点4リバウンド
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第1Q
立ち上がりは浜松、パーマーのジャンプシュートが入らず、埼玉のハンフリーのペネトレイトで先制。その後、浜松が4本シュート落とす間に、寺下の３P、ミラーのゴール下、北向の３Pで10対０とリードする。浜松はその後も、パーマーのポスト、ポマーレのターンアラウンドも決まらず、埼玉、ハンフリーのジャンプショットで12対0。浜松はメンバーを交代させ、太田、ラミザナ、大口選手をコートへ。大口が３Pシュート決めるが、埼玉の猛攻は止まらず、寺下のペネトレイト、ミラーのシュート、サターフィールドのアシストからハンフリーがアリウープでダンクを叩き込。浜松も大口のシュートミスをディクソンが押し込み、更にディクソンが速攻からレイアップを決め、23対7。その後も埼玉は新加入のビアードのシュート、ハンフリーの３Pで28対13と15点差をつける。
第2Q
浜松、アーノルドがベースラインからのシュート。埼玉はビアードがハイポストからシュート決める。浜松は激しいマンツーマンから活路を見出し、アーノルドのアシストからラミザナがダンク、太田のシュート、ラミザナがペネトレイトから得点し点差を縮める。埼玉は寺下がペネトレイトで得点。4分57秒でオフィシャル・タイムアウト。ここから両チーム共にターンオーバーの応酬で得点が入らない。3分33秒にミラーのファールで、太田がフリースローを2本成功。お返しにミラーが３P。ラミザナのターンアラウンド、ディクソンのフリースローで37対26で追い上げるが、埼玉がスパートをかけ、ミラーのシュートがこぼれた所を北向が押し込み、バスケットカウント。フリースローを決め、３Pプレーに。太田のフリースロー2本成功するが、40対28と埼玉リードで後半へ。
第3Q
浜松のディフェンスの前に少しづつシュートが入らなくなる埼玉。アーノルドがフリースローを2本決める。ハンフリーの３Pシュートをサターフィールドがお膳立てするが、アーノルドがお返しに３Pシュート。埼玉はハンフリー、ケニーの個人技で状況を打開するが、パーマーがペネトレイト、ジャンプシュートで連続得点。更にサターフィールドのファールを誘い、フリースロー。49対40と一桁得点となり、射程圏内に。太田のゴール下が決まり、埼玉はタイムアウトを要求。タイムアウト明け、浜松は2-3ゾーンにして、埼玉のペネトレイトとアウトサイドのみをケアする。ここのでシュートが決まっていなかった仲西に３Pが飛び出し、パーマーのシュートも決まり3点差。太田のフリースロー1本成功し、その太田がリバウンドから押し込み53対53の同点。最終クウォーターへ。
第4Q
浜松の2-3ゾーンを手を焼く埼玉。浜松はアーノルドの３Pで遂に逆転。埼玉は24秒バイオレーションするなど、シュートが決まらない。ミラー、サターフィールドのフリースローで同点にするが、パスを有効に使う浜松はパーマーがハイポストからシュート。ラミザナがミラーを5ファールに追い込み、2本フリースローを決める。ポマーレのターンアラウンドも成功し、4分58秒でオフィシャル・タイムアウト。4分46秒でサターフィールドのシュートが成功（埼玉は第3Qの6分26秒から第4Qの4分46秒までフィールドコールでの得点は０。それまでの間の得点は全てフリースロー）。浜松はラミザナがシュートを成功させ、58対64とリードを広げる。埼玉はビアードがファールを誘いバスケットカウント。フリースローも成功させ３Pプレーに。更にハンフリーが強引に押し込み2点差。残り1分18秒に浜松はタイムアウトを要求。お互いにシュートが決まらず、残り34秒でアーノルドの３Pがリングに吸い込まれる。埼玉もサターフィールドのアシストからビアードがアリウープ。ファールも誘いバスケットカウントに。フリースローをミスするがハンフリーがリバウンドを取り、更にフリースローを得る。1本のみ成功し、浜松が残り25秒で再びタイムアウトを要求。ファールゲームでディクソンがフリースロー1本のみ成功で66対69。反対にサターフィールドにフリースローのチャンス。最初の1本を成功させるが、２本目が失敗。リバウンドが埼玉にこぼれ落ちるが、大口がスティールに成功。そのままフリースローを決め、67対71で浜松が先勝した。
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