アイシンシーホース、スタート5人が二桁得点で北海道に快勝。(12月3日)

12月3日(土)愛知県パークアリーナ小牧で行われたアイシンシーホース対レバンガ北海道戦は第1Pからアイシンが主導権を握り、スターター5人が二桁得点でレバンガ北海道に快勝し、首位をキープした。レバンガ北海道は第4Pに8点まで追い上げを見せたが、第1Pの7つのターンオーバーが最後まで響く結果となった。

(文=定山 敬/写真=大嶋はづき、杉浦由香)

スコアボード

12月3日(日)15:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
アイシンシーホース 22 17 19 21 79
レバンガ北海道 16 16 13 20 65

【スタート】
アイシンシーホース:#2朝山正悟、#3柏木真介、#4ケビン・ヤング、#24古川孝敏、#32桜木ジェイアール
レバンガ北海道:#1野口大介、#9折茂武彦、#11桜井良太、#50ジェフ・磨々道、#55ジャイ・ルイス

【レフリー】
山田 巧 / 野口 浩正 / 北沢 岳夫

【主な個人スタッツ】
アイシンシーホース:柏木真介14点、ケビン・ヤング16点11リバウンド4アシスト、朝山正悟11点(3P 3/6本中)
レバンガ北海道:ジャイ・ルイス19点9リバウンド、折茂武彦14点、桜井良太12点6アシスト

【戦評】
第1P

先制はレバンガ、ジェフの3Pシュート。アイシンは桜木がベースラインのシュートでお返し。続いてヤングのローポスト、柏木のペネトレイトで得点。レバンがもルイスのアシストから桜井が得点。ルイスと桜井が得点を重ねる。アイシンはヤングのゴール下、柏木が速攻からレイアップ、朝山の3Pシュートで得点差を広げ、22-16でアイシンがリード。

第2P

レバンガは1-2-2のトラップディフェンスから3-2ゾーンで自分たちの展開に持ち込みたいが、嶋田、アンソニー、古川に得点を許す。折茂のシュート、桜井がフリースローで追い上げるが、ルイスがテクニカルファールを宣告され、アイシンはフリースロー2本成功させる。レバンガ北海道は桜井、ルイス、折茂が得点するが、点差が縮まらない。アイシンはアンソニーのダンク、朝山の3Pシュートで39-32として、前半を折り返す。

第3P

後半も柏木の3Pシュートでアイシンが先制。この日、ケガで不調の桜木もファールを誘いバスケットカウント。桜木のアシストからヤングがシュートを決め、46-32とリードを広げる。北海道は7分9秒にタイムアウトを要求。ジェフがベースラインから切れ込み得点、ルイスの3Pシュートも成功し反撃開始。その後も、キレット、折茂のシュートが成功するが、アイシンは古川のペネトレイト、嶋田のシュート、喜多川がフリースローを2本沈め、58-45で最終ピリオドへ。

第4P

差を詰めたい北海道は折茂シュートで先制。アイシンは高島がシュートを決める。折茂がベースラインからジャンプシュート、桜井もペネトレイトで得点するが、ここからアイシンが試合巧者ぶりを発揮し、古川の3P、桜木、アンソニーのシュート、柏木の3Pも成功。北海道もルイスの3P、桜井がスティールから速攻でレイアップ、ルイスも速攻からシュートを決め、残り3分47秒で8点差とした所で、流れを切るようにアイシンがタイムアウトを要求。柏木の2本の速攻が決まり、アイシンが79-65で勝利した。

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試合後のインタビューはアイシンシーホースは鈴木貴美一HC、レバンガ北海道はトーステン・ロイブルHC

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