注目の“師弟対決”は浜松に軍配(11月26日)

11月26日(土) 秋田県立体育館で行われた秋田ノーザンハピネッツ―浜松・東三河フェニックスの試合は、試合を通じて驚異的な確率で3ポイントを決め続けた浜松が秋田の猛追を振り切って勝利を収めた。
浜松は試合開始からディクソンがドライブで相手ディフェンスを引き裂き、流れを作る。秋田は菊地の“4点プレー”などで反撃するが、浜松はさらに仲西を中心とした3ポイント攻勢で早々に大量リードを奪った。点差は一時20点に広がるが、秋田も信平とウッズを中心に相手のファウルを誘発し、1桁まで点差を戻す。
随所に首位の勢いを見せた秋田は、後半も再三逆転のチャンスを作る。しかしその度に、浜松はアーノルドがことごとく流れを断ち切るシュートを決め、リードを守り切った。

浜松はこの試合、3ポイント成功率59.4%と圧巻のシュート力を披露。アーノルドが要所で確実に沈めたほか、仲西や友利も効果的に得点。再三のピンチにも動じず、秋田を率いる恩師・中村和雄HCとの師弟対決を制した。
秋田はガーデナーと長谷川の2人のポイントガードを欠き、不慣れなラインナップで王者に挑戦。ホームデビュー戦となったウッズとテリー、キャリアハイの16得点を挙げた信平を中心に最後まで食らいついたが、序盤のビハインドが最後まで響いた。
(文=宮川 紀元)


写真提供:秋田SV-ハピネッツ

スコアボード

11月26日(土)18:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
秋田ノーザンハピネッツ 17 28 18 29 92
浜松・東三河フェニックス 34 20 22 23 99

【スタート】
秋田ノーザンハピネッツ:#10庄司和広、#12菊地勇樹、#20スタンリー・オシッティ、#24リッキー・ウッズ、#31カーティス・テリー
浜松・東三河フェニックス:#1ハープ・ラミザナ、#5友利健哉、#9ジャメイン・ディクソン、#21ジェフリー・パーマー、#25仲西翔自

【レフリー】
JIN(じん)/加藤 和義 (かとう かずよし)/佐藤 優樹(さとう ゆうき)

【観客者数】
2478人

【主な個人スタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ:ウッズ26点12リバウンド6アシスト、オシッティ20点9リバウンド、信平16点
浜松・東三河フェニックス:アーノルド21点、ディクソン20点7リバウンド、ラミザナ16点

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試合後の中村、河合両HC。秋田のテリー、信平選手のインタビュー(プレミアム限定)

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