千葉ジェッツ、連敗脱出。仙台89ersは2位をキープ。

11月18日(金)千葉県浦安市運動公園総合体育館で行われた千葉ジェッツvs仙台89ersの第2戦は3連敗中の千葉ジェッツが仙台89ersを振り切り連敗脱出。エースのハーグローが24点、首(から肩)を痛めている石田剛規が随所にディフェンスで好プレーを見せ、仙台89ersのエース、フィッツジェラルドを14点に抑えた。仙台89ersはミムズが24点をあげる活躍をみせるが、チームがファールトラブルに陥り、勝負所でフリースローを許した。仙台はアウェイ1勝1敗で東の2位をキープした。
(文/定山 敬 写真/西本匡吾)

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スコアボード

11月18日(金)19:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
千葉ジェッツ 16 19 15 29 79
仙台89ers 11 23 20 20 74

【スタート】
千葉ジェッツ:#1一色翔太、#11モリース・ハーグロー、#15ガストン・モリヴァ、#19中村友也、#44ジャメル・スタテン
仙台89ers:#4志村 雄彦、#5オニール・ミムズ、#9ジョニー・デュークス、#11橘佳宏、#22ダン・フィッツジェラルド

【レフリー】
平出 剛(ひらいで たけし)/柚木 知郎(ゆずき ともお)/堀田 兼史(ほりた ともふみ)

【観客者数】
664人

【主な個人スタッツ】
千葉ジェッツ:ハーグロー24点9リバウンド、スタテン18点9リバウンド、モリヴァ12点9リバウンド
仙台89ers:ミムズ24点15リバウンド、フィッツジェラルド14点6リバウンド、日下光13点(3P 3本成功5本中)

第1Q

連敗脱出したい千葉はラインアップを大きく変更。PGの田中健介、Fの板倉令奈をスタートから外し、仙台、志村選手のスピードに対抗するため一色翔太をPGに。リバウンド強化で中村友也を先発で起用する。対する仙台も日下へのミスマッチを避けるために橘佳宏選手をスタートで起用。その起用が的中し開始から橘が2連続シュートを成功。千葉は中村がお返し。仙台は前日の好調そのままにフィッツジェラルドがペネトレイトから得点や3Pシュートを決める。千葉は相手の隙をつき、少しづつ速攻を見せ、ハーグロー、スタテンが得点を決める。千葉の石田が高いバスケIQで攻守に活躍し、16-11と千葉がリード。

第2Q
このクウォーターは仙台の高速ガード、志村と日下が魅せる。その志村のシュート、日下の連続3Pで同点。千葉は攻め手を欠きながらも板倉のシュート、田中の3Pが成功する。仙台はフリースローで繋ぐ一方で、千葉は3Pシュートで追い付く展開。31-31の同点から田中のペネトレイトからのレイアップがゴールテンディングでカウント。スタテンのフリースローも2本とも成功し、35-31とリードするが、高岡が貴重な3Pシュートを成功させ、1点差として、前半を折り返す。

第3Q

仙台、日下のシュートで先制。千葉はスタテンのレイアップミスをモリヴァがダンクで押し込む。フィッツジェラルドが3Pを決めれば、ハーグローが3Pでお返し。ミムズの3Pシュートが成功後に千葉はマンツーマンから2-3ゾーンに。しかし仙台、ミムズの豪快なダンク、日下の3Pで逆転。千葉は積極的な攻撃からファウルを誘い、ハーグローのフリースローで得点するが、フィッツジェラルドに3Pを決められ、50-54と仙台リードで最終クウォーターへ。

第4Q

一進一退の展開は変わらず、スタテンのペネトレイトから得点すれば、ミムズがベースラインのジャンプショットを決める。ハーグローの3Pシュートに対して志村がファール。ハーグローはフリースローを3本とも成功させる。仙台はデュークス、フィッツジェラルドのチップインなどで応酬。ここから千葉はエースのハーグローが連続得点、モリヴァがバスケットカウントからフリースローを成功し、残り時間6:08に62-61で逆転に成功する。この4試合不調だった田中が3Pを成功。スタテンが速攻からファールを貰う。フリースルーも2本決め69-63。ハーグローのジャンプショット、ペネトレイトでリードを保つ。仙台、ミムズがダンクを2本叩きこむが、千葉が最後のファールゲームもフリースローを確実に決め、79-74で前日の雪辱を果たした。




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試合後のインタビュー(プレミアム限定)は千葉ジェッツのエリック・ガードーHC、一色翔太、中村友也、石田剛規選手。仙台89ers、ロバート・ピアスHC、日下光選手。

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