11月11日（金） 船橋アリーナで行われた千葉ジェッツ対秋田ノーザンハピネツ戦。エリック・ガードーHC(千葉)、中村和雄HC(秋田)の試合後会見。
（文＝西本 匡吾）
千葉ジェッツ
エリック・ガードーHC
―今日の試合を振り返って
凄く良い試合だったと思います。秋田は本当に素晴らしいチームなので、凄く良い戦いになりました。流れが何度か向こうにいったり、こっちに来たりと、お互い連続でポイントを取った場面はありましたが、その回数が秋田の方が多かったです。ジョージ・リーチが今日は試合に出れない、1人欠けているというのは他の選手がステップアップしなけれないけない。でも、それをいい訳には全くできないし、それがうちのチーム利点でもあります。1人欠けていけも、他のメンバーが入って活躍できる。だから、本当に素晴らしい選手他地が揃っていて。ロッカールームで「努力は文句なしだ。自分たちの中では勝ったつもりでいろ」とも彼らに言いました。ベンチを振り向けば、必ず誰かが貢献してくれると信じています。中村選手と板倉選手が素晴らしい活躍をしてくれました。大事な場面、第2クォーターの終わりの部分で佐々木クリス選手も出てきて、ウッズ選手相手に良いディフェンスをしてターンオーバーを誘ってくれたので、ベンチには本当に信頼感を持っています。モリースもジャメルも頑張ってくれたんですが、相手の激しい当たりに戸惑う場面もありました。シュートの確率がいまいちだったので、そこは課題だと思います。あとは、大事な場面での勿体ないターンオーバー。それが相手の得点につながることを少しずつ減らしていけば、勝利につながると思います。切り替えて、また首位争いを続けたいと思います。
－秋田が3Pシュートを捨ててインサイドで攻めきたと思うが、それは想定していたか？また、実際にそれをされて嫌だったか？
ドライブで攻めてきたことに関しては、苦手意識は持っていないです。もちろん、秋田の外のプレーに対して、アグレッシブにプレッシャーをかけるということはやっています。3Pシュートはガーデナーの5本だけだったので、そこは上手く抑えられたと思います。37分間は良いデイフェンスが出来たんですけど、40分間フルに抑えないと秋田のようなチームには勝てないですね。良いことは今日はたくさんできたので、それをモチベーションに。長いシーズンなので、首位争い、残りの試合を挑みたいたいと思います。凄くエキサイティングです。秋田で2戦目に勝って、向こうはアグレッシブにこの試合に挑んでくるとわかっていました。今度はうちがそういう立場にいるので、秋田のチームよりもアグレッシブにプレーしていきたいと思います。
秋田ノーザンハピネッツ
中村和雄HC
－ウッズ選手の印象は？
まだ来たばかりなので。どれくらいやるかわからないから、やらせているという感じかな。
－引き話せそうな時間帯もありましたが、必ず千葉が食い下がる展開でした
馬鹿がいるんだよ。馬鹿が。ボックスアウトを外すとか、ディフェンスリバウンドが取れないとか。それはアメリカ人も含めてだけど。信平とか菊池とか。何をやっているかと思う。あれなら(ポジションを)長谷川に取られるぞと言っているんだ。あの様では。勝とうという気持ちは遥かに千葉の方があった。
－明日に向けて修正していくところは？
それはまだわかりません。明日のことは。
－3Pシュートの数は最後にガーデナー選手が打つまでは1本ぐらいだったが
今日は(3Pシュートの数については)ゼロでも良かったんだ。徹底的にインサイドにいこうとした。
－そういう意味ではインサイドでの攻めは成功した？
うーん。まだダメだなぁ。最初ゴール下でスタン(スタンリー・オシッティ)がいきなり逃げたり。最初から気分が悪い。何かやろうとすることに意図が伝わらない。
－ウッズ選手は今日は24得点13リバウンドですが、まだまだ良くなる可能性が？
それはわからないですね。評価は良いに決まっているんだけど、どの程度までかはわからない。そういうのはわからないもんですよ。一試合見ただけで、彼がどの程度活躍するとか、何点取るのかというのは。ただ、ウッズもそうだけど、フリースローについては気分が悪い(※11/25 本・44%)。ああいう、ド素人みたいなことをやっていたら気分が悪い。歯がゆいこれは。
－それは気持ちの問題なのでしょうか？
技術がないんじゃないか。外国人も度胸がないんだ。怒られてビビッて、バスケットをやっている。あんなんでこっちはやれるわけないだろ。ああいう腰を引いた感じで、フリースローにしてもまた落ちるんじゃないかと思っていたら、それは落ちるよ。
