【プレミアム限定】大阪エヴェッサ、滋賀レイクスターズ、HCと選手へのインタビュー(11月13日)

11月13日(日) 神戸市立中央体育館で行われた大阪エヴェッサ対滋賀レイクスターズの試合後インタビュー。大阪、ライアン・ブラックウェルHC、リン・ワシントン選手、今野翔太選手、青木康平選手。滋賀、アラン・ウェストオーバーHC、レイ・ニクソン選手。
(文=金澤 朱志)

大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェルHC
―今日の試合を振り返って
前半に関しては非常にタフな状況が続いて、ジャンプシュートやポンプフェイクにファールをしてしまって簡単に得点を与えてしまったのが反省点として残っているのですが、ハーフタイムの指示で後半は気を引き締めて足を動かす、ボールを回すということを徹底した。またディフェンスも集中させることによって相手を抑えて、最終的に20点差ぐらいつけて勝つことが出来たのが今日の収穫だと思います。

―今日、岡田選手に28得点取られましたが彼をどう守ろう思っていましたか?
オフェンス面に関して非常に優れた選手でありますので我々の守り方としてはもっと彼にトラップを仕掛けたりとか、またジャンプシュートではなくドライブをさせるというのを徹底して守っていかないといけないなと考えてます。

―第3Qに一時期逆転を許しましたがチームに焦りは感じませんでした。どういった指示を出しましたか?
前半ファールトラブルなどでチームとして沈んでしまった部分があったので、そこは集中してどこと戦うかを明確にしていった結果、再逆転することが出来て慌てることなく(第4Qを)迎えることが出来たと思います。

―勝ち続けるとチームの課題が見えづらくなるかもしれないんですが今のチームの課題は何ですか?
課題も見えなくなる部分もあるんですが、勝ち続けている=正しい方向に向かっていることでもあるので引き続き練習で精度を上げていったりオフェンス面、ディフェンス面で滑らかさというところだったり、そういうところを徹底して練習をやっていくことで更に良いチームにステップアップ出来るんじゃないかなと考えてます。

―ここ数試合、点が取れるようになってきましたが練習ではオフェンスかディフェンス、どちらを重点に置いていますか?
ディフェンス面では満足のいく結果が出てきているので、オフェンス面でもっとボールを回したり簡単なミスからの速攻を決めるであったりとか、スクリーンをセットするなどをもっと徹底して精度をあげています。

あとはディフェンス面では、今日もちょっとやられたシーンがあったと思うんですがピック&ロールのヘルプサイドで早くコースに入るっていう点を徹底したり、あとはローテーションを徹底してやっていかないといけない点かなと思います。

―第4Qのランで点差を離したのですが指示はあったんですか?
特別なアドバイスは無いんですが違うセットオフェンスを使うことで相手を混乱に陥れられたのが結果に繋がったと思います。通常であれば(青木)康平から始まるところを(今野)翔太から始めたりとか。

康平はボールコントロールも良い選手なので彼に(ボールを)預けがちになってしまうのですが、スコア能力も非常に高いので彼自身がボールの無いところで動いてスクリーンを使い、フリーになってスコアをするという点も武器になると思うし今日はそこが活きたと思います。

―今野翔太選手が最近調子をあげているようですが彼についての評価は?
ここ数週間、翔太と直接話したり1対1で練習する機会が増えていて、今まではひとつふたつのことだけやれと言われていたようなんですけど、良い選手になるためには全部出来ないといけないってことでボールハンドリングの部分で康平を見習って練習するようにとか、いろいろ彼に与えていろんなことが出来る選手になってもらいたいと思ってますので徹底して指導しています。

―(彼の役割を)増やした部分というのは彼にナンバープレーをコールさせたりとかそういう部分ですか?
そうですね。彼の可能性を広げるためにもやってます。

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リン・ワシントン選手
2Qで混乱に落ちて3Qはイーブンぐらいかなという感じでしたが、1Qと4Qで相手を上回ったのが今日の勝ちにつながったと思います。

―第4Qの今野選手の活躍にベンチから拍手を送ってましたが彼についての評価は?特にここ数試合良いですが。
翔太に関しては練習前、練習中、練習後すごく一生懸命努力していて、その結果が今日の4Qに現れたんじゃないかなと思います。唯一ステップアップしてる選手が翔太じゃないかなと思います。彼はマシーン(機械)のように全てのことを遂行する選手ですのでそこは評価出来る点だと思います。

―レイ・ニクソン選手とかなり激しいポジション争いなどをやりあってました。彼とのマッチアップはすごかったですね。
NCAA(全米大学バスケ)のBIG10というカンファレンスで、ウィスコンシン出身の彼とインディアナ出身の自分、最もフィジカルなカンファレンスなのでそこの経験が今日出たんじゃないかなと思います。彼はアウトサイドもあるしドライブも出来る選手で、彼とプレーするのは非常に楽しいです。もちろん試合前、試合後は良い友達でもあります。ただ試合中に関しては戦うということです。

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今野翔太選手
―今日は数字も残せて本人としても満足のいく1日だったのではないでしょうか?
後半良かったんですけど前半は自分に腹が立ってました。岡田さんが僕についてて、(岡田選手が)オフェンスに集中してバテていたように見えたので、そこを狙っていきました。運も良かったかなと思います。

―後半入るにあたって自分の中で何かを切り替えたというのは?
切り替えたというか今シーズンは「ぶれない自分」というか、スピードをいかしてドライブを中心にやっていくという軸からぶれないようにしているので、そこが後半に出たので良かった。

―ルーキーシーズンから毎年いろんな役割を任されているような気がしますが。そろそろ今野翔太選手といえばこれというのを決めたほうがいいような気がしますが。
自分自身もそうだと思いますがシーズン毎にいろんな役割も出てくるので。前の試合から康平さんがセカンドガード気味に翔太にも攻めて欲しいと言ってくれたので、僕がボールを運んだりしてナンバーコールしたケースが増えたので、すごく自分にもチャンスが回ってきていて良い感じだと思います。

―リズムに乗れてきている感じですか?
リズムに乗ったら得点が取れるのは自分でも2年目ぐらいからわかっているので、あとはリズムの乗り方、どこでスイッチを入れるかっていうこと。あとは安定させることですね。

―ガードがチームに多い編成ですが、そのあたり今野選手にはどういう影響がありますか?
良いふうにしか考えてないです。勉強になりますしプレーの幅も広がって康平さんのような1番も2番も出来るような選手になったら相手にとってみれば嫌ですし、スピードがあるのでスピードのあるポイントガードをやったら相手からも嫌な選手になると思うので、そういうのは練習から取り組んでいきたいと思っています。今週から僕がボールを運んでっていうのはずっとやってました。

―天日さんのバスケットと比べると、今のブラックウェルHCは攻撃でわりと自由があると思うのですがいかがですか?
天日さんの考えがすごく好きだったので、その考えが残りながらプレーしていた。最近ライアンコーチに呼ばれて「俺は天日さんじゃないぞ、もっと自由にやれ、ボール持ってすぐにドリブルついてもいい、お前のやりたいようにやれ」って言ってくれたので今は気が楽ですね。

―4Qのランの時は康平選手とどういったやり取りがあったんですか?
康平さんは点を取ってリズムに乗ってる選手にパスを捌こうとしてくれるんで、すごい賢いプレイヤーだと思いますし、話し合うというよりも康平さんが自ずとパスをくれましたね。

―滋賀はスカウティング通りでしたか?
上手いことスクリーンをかけてくるチームなので、そこの部分の対応と岡田さんが当たっていたので、そこをどう守るのかというところ。予想通りですね。

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青木康平選手
―滋賀の印象はどうでしたか?
ずっと知ってる外国人選手もいる中で今日はすごいエネルギーを持って戦ってくることはわかっていたので(それに対して)準備していたのが良かったです。

―第1Qに10-0のランで走った後、追いつかれたり第3Qに一時逆転された時もありましたがチームとして焦りはありませんでしたか?
焦りは全然無かったです。オフェンスもあの時間帯上手くいってなかったんですけど、そのあとボールも動かせるようになってきたし、今日で10試合目ですけどすごくボールが動くようになって、みんながスクリーンするようになってきたので、自分達のバスケットをすれば翔太がレイアップ行ったりとか。沖縄戦はすごく重かったんですよ、ずーっと。ファーストブレイクも出なかったし、ずっとコールしたオフェンスだったんですけど、それを練習中から変えていったのが、この二日間良いふうに出ましたね。

―練習中に変えていったのは具体的には何ですか?
僕がボールを持ってコールするんじゃなくて、(ボールを前に)飛ばしていくっていう。京都戦もそうだったんですけど、翔太にも走り切らないでそこで止まってパスを貰ってそこで持っていけとか、タケ(竹田智史)にも同じ事を言ってますし。僕は一人の人間がボールをずっと持つことっていうのはあまり良くないと思うし僕自身もあまり好きじゃない。みんながボールを1回触ることによって良いバスケットが出来ると思ってるんで、それをみんなの前で言って、練習中も上手くいってます。

―昨シーズン、大阪はボール運びの部分で苦労したのでそれが原因という部分もあって、青木選手に任せてしまったというのがあると思うんですが。
昨シーズンの大阪の印象っていうのはプレスに弱かったというのが印象にあるんで。でもそれっていうのは責任をガードに押し付けているというか、すごくかわいそうというか。だからみんなでボールをパスして持って行けばすごく楽じゃないですか。もっと簡単に出来ることをやっていこうというのは話をしました。

―ここ数試合得点が伸びているのはそういう面がありますか?
あとはウェインにしてもリンにしてもスクリーンをものすごく使ってくれるので。特にリンのスクリーンなんかはリンがポップするとヘルプ行けないので、彼とのスクリーンはすごくノーマークになりますよね。だから僕がシュートを打ってる時って、ノーマークかディフェンスがちょっと遅れてるシチュエーションばかり。練習中からスクリーンをしようと言ってますんで、それが今は上手く行ってますね。

―ここまで勝つと課題が見えにくくなりますけど、それはどう感じてますか?
僕は毎試合終わった後に試合をずっと見てるんですけど、トランジションで戻らなかった部分が結構あると思うんですね、どの試合も。なのでそこを注意しないといけないのと、あとはディフェンスの守り方です。同じようなことを何回もやられてたりするのもあるし、もしかしたら負けたほうが「お尻に火がつく」じゃないですけど、良いことがあるかもしれないです、けど勝って悪いことも無いと思うので。ただずっとシーズン最後まで勝つというのは不可能だと思うし最終的な目標はチャンピオンになるっていうことだけだと思うので、その間に出せる膿はどんどん出していきたいなと思ってます。

―4Qで突き放したところは自分で点を取りにいこうという感じだったんですか?
2つのシチュエーションがあって、パスしたのと得点したのと同じフォーメーションだったんですよ。あそこはディフェンスがスイッチしてくるのはわかってたんで。岡田選手がスイッチして彼がスクリーンに引っかかって3Pを決めたのと、あとは僕がドライブしてパスしたのっていうのは、ディフェンスがスイッチしてちょっとゆるくなるポジションだったのであそこは狙ってましたね。

リンに集めるのもひとつの手なんですけどボールを動かしたほうがリンも打ちやすいだろうし、わざとリンにパスしなくて流れの中でリンがボールを貰えるようにだとか。リン以外の選手もそうですけど。フォーメーションをコーチがいっぱい提案してくれて、あの瞬間はすごく効いてましたね、あのプレーは。

―藤原選手がミスマッチ狙ってポストアップしてきてましたが?
あそこで20点やられてたら問題だと思うんですけど、あそこからの展開が単発なのでチームの流れに沿うかと言われたら無いと思うんです。チームバスケットなんであそこはみんながヘルプしてくれたし、そこは何も問題無かったと思います。

―10試合終わりましたけど手応えは?
ようやくこの4試合、京都から滋賀という関西地区のチームとやってみて、その以前の試合とは僕達は全く違う戦い方をしてると思うんですね。僕もあえてほとんどコールはしてないんですよ。今までハーフコートオフェンスばっかりしてたんで。でも展開早いほうが(良い)。トレンド(ローレンス・ブラックレッジ)も走れる、翔太も走れる、タケも走れる、そこを生かす手はないし飛ばせば逆にリンも生きる。落ち着けばウェイン(マーシャル)がいる。もっと上手く出来ると思ってたんで、それがこの4試合で結構浸透してます。

―あえてコールしなかったことでリズムが良くなった?
途中でフラストレーションが溜まる選手もいるんですけど、僕も言ったんですよ。もし本当にコールしてほしかったら言ってくれって。でも僕が本当にやばいなと思った時はコールするけど、別にバスケットだからコールしなきゃ動けないみたいなことは無いと思うし、プロチームだから。みんなのバスケットIQを使って、モーションオフェンスじゃないですけど動くのも絶対僕らを強く出来るという話をしました。

―昨日の試合を受けてということでしたが今日の試合は具体的にはどういう?
昨日の試合は勝ったんですけど、流れがずーっと僕らに傾いててほぼ40分間僕ら(の流れ)だったんですよ。でもそれは僕らも感じてたんですよ。僕らの良いバスケットもあるけど違う要素もある。だから多分今日は全然違う日になるなと思ってたし、前半見たらわかる通りそうなったじゃないですか。でもそれは全員わかってたし、これがbjリーグの良い特徴なのかどうかわからないですけど、そういうところの準備ですよね。

―足のサイズはいくつですか?
26.5です。

―本当に小学生の靴を借りたんですか?
本当に小学生の靴を履いてたんです、昨日。前半、滑ってたんですよ。それでプレー出来なかったので、26.5のシューズを探してくれって言ったら、一番良かったのが小学生の靴でそれで出ましたね。

―昨日のNHKの中継でハーフタイムのロッカールームで履き変えてる映像が映ってましたね。
そうですね、そういうことです。

―ラッキーシューズでしたね。
試合も勝ってたんで、あれが今日みたいな試合だったらちょっと困りましたね。

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滋賀レイクスターズ

アラン・ウエストオーバーHC
―今日の試合を振り返って
ゲームの初めがスロースタート(滋賀0-10大阪)だったのですがよくカムバックしてくれました。岡田(優)がよくシュートを決めてくれました。途中ジュリアス(アシュビー)とレフェリーの間にいろいろあって崩れてしまった。(ジュリアスが退場してから)滋賀4-24大阪ぐらいのスコアのバランスになってしまったのが勝負の分かれ目になった。大阪はすごく良いチームだと思いましたし、日本人もタレントが揃っているし、アスレチックな選手が多い。自分達はもっともっと良いプレーを心がけないといけないです。

―第2Qの岡田選手の活躍についてはどのように感じますか?
シューティングに関してはすごくよかったと思います。彼のシュートでゲームを盛り返すことが出来た。

―2連敗ですが問題点は?
全ては自分達が決めたルールの中で自分達のプレーをオフェンスにおいてもディフェンスにおいて遂行する能力の問題だと思っています。チームとして良いシュートが打てなかったのがそういうところにあると思いますし、良いチームになるためには50%以上のシュート確率を求めていかなければなりませんし、ディフェンスにしても一人ひとりが心がけないといけない。次の沖縄戦はもっともっと準備をして改善出来るように頑張っていきたい。

―昨日からするとかなりディフェンスは改善されたと思いますが今日のディフェンスについては?
そんなにディフェンスが改善したとは思いませんけども、リバウンドは昨日より良かった。ハードにやろうしましたが簡単に抜かれてしまったりだとかそういうところが見えた。そこは改善しないといけないし、自分達で決めたスクリーンのルールがあるんですが、それが出来なかった。悔しいですね。

―リーグ1、2を争う大阪のディフェンスですが印象は変わりましたか?
大阪のディフェンスは良かったと思います。1番の特徴はゴール近辺でのディフェンス。大きいですしアスレチックな選手がいますから。自分達の特徴のインサイドを潰れされた、そこが勝負の分かれ目かもしれません。

―ジュリアス・アシュビー選手の退場からチームに勢いが無くなったように見えましたが彼を失ったことでチームは何を失ったんでしょうか?
控えにはゴメスもいましたし、そこに大きな穴は出来なかったんですが、ジュリアスが抜けた後から得点差をつけられて、そこから精神的に不安になったりだとか悪いシュートを打ち始めてしまった。第4Qの最初の2分ぐらいで勝負は決まっていたという印象はあります。

―シャッフルオフェンスについての出来はどうですか?
これからずっとやり続けていかないといけない。これから積み上げていかないといけないオフェンスですから(100%の)完成はしないと思うんですが、ゲームでは良いシュートも打てましたから、あとは決めるだけ。オープンなシュートを作るのが目的なので、オフェンスが上手くいってないとかそういうふうには思ってません。もう少し慣れてきたらいろんなことを付け加えていきたい。そういうオプションがあるオフェンスなので、まだまだ未完成ですがそんなに悪くは思ってません。

―決められたルールではなく選手が個人技に走ったというのはないですか?
選手にはシャッフルオフェンス中でも自由を与えています。ですから自分勝手に見えたプレーもあったかもしれませんが、相手の反応を見てプレーするようにと選手達にはいつも言っていますので特にそういうことは無いと思います。岡田選手のシュートが好調であれば、その道を選んだのだと思います。オフェンスというのはいつもディフェンスに対するリアクションですから、ディフェンスがこう動いたから、こう打つというのが私たちのやり方です。誰が攻めたいというのはその時の状況だとかチームやマッチアップによっていろいろ変わってきますから選手達に考えさせてはいます。今回はビッグマンのスピードに分があると思いましたのでドライブさせたり、ガードに背の低い選手がいましたのでそこを攻めようとそういったことを指示しました。

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レイ・ニクソン選手
非常に憤慨しているというか気分が悪いです。2連敗というのは例え強いチームであろうとも最低1つ(1勝1敗)に抑えるべきでしたね。

―大阪のディフェンスは平均失点でリーグ最小ですが、対戦してみる前と対戦した後の印象というのは何か変わりましたか?
ディフェンスのチームであることは間違いないと思いますが、それが自分達を苦しめたかというとそうじゃないと思うんです。自分達が今回は共通認識の無いオフェンスをしてしまったり、シュートチャンスを逃したり。自分達自身の問題であって、自分達はまだこれから良くなっていこうとしてますから、頑張っていきます。

―チームが良くなるためには練習を重ねていくのみでしょうか?
練習では出来ていますからゲーム本番でやるという意識の問題だと思います。出来なければ勝つわけがないですし、この問題に直面して対応しなければならないと思います。

―なぜ共通認識が出来ていないのだと思いますか?
自分達が共通認識の無いオフェンスをしてないというよりも、リードされてしまった場合に不安や緊張、焦りで自分達がやることを出来なくなってしまう。そういった精神力の問題だと思っています。長いシーズンなのでそういう時もあります。