三菱、若手が活躍、ベテランがアドバイス、チーム全員で掴んだ勝利(93-68)

レバンガ北海道

トーステン・ロイブルHC
―今日の試合を振り返って
私たちのチームはプレーがコンスタントに良い状態でいられない、安定したチームではないということがまず問題だと思います。昨日見せたようなパフォーマンスというのは非常に良かったのですが、いつもそれが出来るというそこまでの力はまだないでしょう。昨日みたいな状態がいつも安定して出せるようなチームにしたいと思っています。でも、今の段階でそれは厳しいですね。

―アグレッシブなディフェンスというのは見えていたんですが、第2ピリオドでミスが少し気になりました
ゲームのフィーリングですね。入りはすごく良かったんですが、そこからリズムを作るということにおいてはちょっと時間がかかってしまってうまくいかなかったと思っています。もちろん三菱のディフェンスが昨日より非常に良かったというのも事実です。

―今日は三菱の当たり方が非常に強かったですね
私たちのチームはチームオフェンスに対して実は問題があったと思っています。
しかもファールトラブルを今日もまた犯してしまいました。
特にインサイドを見て、もっとインサイドにボールを入れたり、ボールを回していちばんディフェンスが薄いところから攻めるといった点がいまいちでした。
もちろん三菱のディフェンスが良かったというのはあるんですけど、それにプラスして私たちのチームオフェンスが組み立てられませんでしたね。

―これから安定したチームになるにあたっていちばん大切なことは?
ハードワークをずっと続けることとポジティブでいるということです。常にポジティブな思考でいられることが大事だと思っています。昨日はもちろん100%の力を出し切れていたんですが、そういうことは毎日続くものではありません。これはトヨタにいた時、優勝するシーズンであってもこういうゲームはありました。だから頭を下げて、すごくネガティブな思考を持ってしまうとここから抜け出せなくなるので、ターンオーバーをしたり、プレーがうまくいかない日もありますが、それを抜け切った時にチャンスが出てくると思っていますので、とにかく前向きな思考を常に持ち続けてこの曲面を乗り切りたいと思っています。
三菱には今日みたいな課題が見えるような試合をしてくれたことを非常に感謝したいです。とにかく課題を1個ずつ消化して、昨日よりは絶対に今日が良いと思えるような明日にしたいですね。

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桜井良太選手
―今日の試合を振り返って
自分たちの試合ができなかった、って感じですね。

―ここまでの点差が開いての敗戦は今季初めてですね
そうですね。でも、何点離れていようが負けは負けなので。ただ、今日がシーズンを通していちばん最悪なゲームになるようにしようという風に捉えています。

―桜井選手自身のコンディションは?
まぁ…、だいぶ良くはなってきたとは思いますけど、もうちょっと、ですかね。

―もうちょっと?
気持ちの面もありますけど…、身体的にもウエイトトレーニングなどしっかりして、早い動きにもついていける体を作らなきゃいけないなと思っています。

―今日の試合から見えた課題は?
自分たちのプレーがうまくいっていない時にどういう風にチームとして耐えるかというところと、あとはゾーンオフェンスの部分がうまくいかなかったので、そこかなと思います。

―来週は桜井選手がトーステンHC時代に在席していたトヨタが相手ですが…
そこはあまり意識していなくて他のチームと変わらないです。ただ、今いちばん勝率の良いチームで強いことに変わりはないので、挑戦者の気持ちで最初から最後まで集中力を切らさずにしっかりプレーしたいと思います。

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野口大介選手
―今日の試合を振り返って
いつの間にか負けてたって感じですね。どの場面で離されたのかプレーしててわからなかったんです。気づいたら20点くらい離れてて。

―今日の試合から見えた課題は?
昨日と今日は両極端な試合だったと思うんですけど、途中で自分たちでもコミュニケーション不足が感じられたので、そういうところです。

―野口選手自身のコンディションは?
僕自身としては悪くはないですけど、チームというか、センター陣とアジャスト出来ていない時があるのでチームメイトとのコンディションがちょっと合わないと思うことはあります。

―来週のトヨタ戦に向けて
トヨタは強いチームで勝率も良いですけど、決して勝てないチームだとは思ってないので。ホームですし、ファンのみなさんの応援もあるし、絶対に勝たないといけない試合ですね。トヨタに土が付けれるよう頑張ります。