開幕第2戦、埼玉ブロンコスが今季初勝利(90-76)

横浜ビー・コルセアーズ

■レジー・ゲーリーHC

-今日の試合の総括
まず、埼玉が選手全員がアグレッシブに1勝目を取ろうと頑張ってすごくハードにプレーすることは予想できました。アグレッシブさでいえば、前半、我々は足りなかったと思います。外のシュートをちょっと打ちすぎて、リードを許すしてしまって。それが我々が後半巻き返すのには大きすぎたという結果でした。若いチームとして冷静さを見失わないことを今日から学んで、そこを修正していかないといけないです。

-後半、レフェリーの笛で我を忘れた感じたが、そのあたりについて(WEB媒体)
後半追い上げようとしていたときにチームは本当に頑張っていたので、やっぱり感情も高まっていますし、若くて感情的な選手がいる分、チームとしても修正しないと。落ち着いていなかいといけないです。

-蒲谷選手(横浜)は5リバウンド、8アシスト、4スティールと良い結果を残した。彼への評価は?(新聞)
最初の浜松戦の緊張感が抜けてからは、彼はすごく良いプレーをしています。彼も山田選手もこの調子で頑張り続けてほしいです。

-第4クォーターのテクニカルファールについて(バスナビ)
我々のフラストレーションを出していました。若い選手がベンチに戻ってきたとき、自分の感情をベンチを叩くことによって表してしまい、テクニカルになってしまった。それは正しい笛田です。

-チームの完成度に対する手応えは?(WEB媒体)
チームスピリットで戦っていて、すごく良いです。ただ、このリーグは毎週がタフな試合になるので、毎試合集中して挑まなければいけないです。

********************

埼玉ブロンコス

■ディーン・マーレイHC

-今日の試合の総括
昨日試合はゲーム感が戻って来ず、いろんなところで躊躇していまいましたが、今日は全て克服できたと思っています。

-今日の試合、選手たちに対して最も強調して指示したところは?(バスナビ)
昨日の試合を見たときに、昨日の第4クォーターでの勢いを今日の試合に持ち越せるように。昨日の第4クォーターでやっと目が覚めたプレーができたので、そのまま維持できて、オフェンスでもディフェンスでももっと攻撃的な面を出していけるようにと(指示しました)。それから、向こうの「2-2-1」のゾーンプレスで、昨日は何とかハーフコートを出ただけだったんですが、今日に関してはそこを攻めていこうという少し変えていきました。

-原口選手(埼玉)が短いプレータイムながら良かったと思うが、彼への評価は?(WEB媒体)
原口選手はプレシーズンが終わった後にチームに合流した選手です。今は少しずつですが、チームに馴染んできている状態です。彼は自信を持って使っていきたい選手ですし、このままオフェンスでもディフェンスでもアグレッシブにしていけば、もっとプレータイムが増えると思います。非常の良い選手なので、大事に使っていきたいです。

-第4クォーター・2分37秒。ゲイブリル・ヒューズ選手を下げて、ジョン・ハンフリー選手を投入した意図は?(バスナビ)
ゲームの最後にいくにしたがって、ゲイブのような大きい選手でリバウンドを取ったり、高さのミスマッチでディフェンスすることもあります。ただ、今回は8点や10点という差の中で残りの時間をうまく消化していくためには、ボールハンドリングをしっかりしている選手がほしかったことがひとつ。あとは、フリースローが高い人間を入れるという目的もありましたので、ハンフリーとゲイブを変えました。あのときは、向こうのプレスに対応するために、ただ単にハーフコートラインを越えれば良いというものではなく、できればあそこからもっと攻撃をしたかったという意図もありました。なので、ビックマンというよりは、ボールハンドリングに優れている選手、ジョン・フラワーズ、ジョン・ハンフリー、ケニーというトリオがうまく機能したことが多いので、その3人で最後はプレーさせることを決めました。ジョン・フラワーズはオールアメリカのディフェンスチーム(Lefty Driesell Defensive All-America Team 2011) に選ばれている選手なので、
多少のミスマッチがあったとしても向こうの5番の選手をディフェンスすることができると思っていました。

-リードを広げた第2クォーターの手応えは?(未確認)
昨日は追い上げることに必死で選手交代のタイミングがうまく取れなかったと思います。今日に関してはリードをしているという点で、自分自身の中で楽な気持ちで選手交代ができました。原口選手など新しい選手ともうまくコンビネーションができたので、そういう意味ではバックアップ選手を使ってうまく第2クォーターを凌げたと思っています。

-改めて、今日の試合の感想は?(新聞)
昨日の試合は非常に残念でした。DVDを見たんですけど、悪いところは本当に悪かったです。ただし、そんなに悪くないというところもあったので、自分としては何とかできたのかなと思いました。これからプレシーズンが終わって、長い間試合ができなかったんですけど、これから先こういった形で自分たちを磨いていければ良いと思います。

********************

■北向由樹

-今日の試合はいかがでしたか?
試合終了後のコート上でも言ったんですけど、今シーズンはすごく可能性のあるチームで、すごくムラっ気があり、開幕戦のときのようにダメなときはダメだし。今日は良いのかというとそうでもなかったんですけど、普通に自分たちの戦い方を全うすれば勝てるんだということを今日は証明できたと思います。

-キャプテンとして意識して何かしているところはありますか?
全然ないですね。キャプテンだからといって、特に意識することはなく。それぞれが自分の役割をわからないとチームとしてできないと思うので。わかってなさそうな選手がいたら言いますけど、キャプテンというポジションがバスケットボールに必要かどうかと聞かれたら、僕は必要ないと思っていて。コート上のリーダーというのは基本的にはポイントガード、うちだったらケニー・サターフィールドが担うポジションなので、そういう意味では彼についていこうと。精神的部分で盛り上げていこうとはしますけど、特にキャプテンとしてはないですね。僕もケニーに引っ張られていて、そのほうがチームとして良いと思っています。

-今日の試合、ケニー選手と何か話している機会が多かったと思いますが
HCもbjリーグは初めてで分からないこともあると思い、ケニーは2年目である程度はわかっていると思います。プレーしているのは僕らなので、自分たちがどうしたらよいのかというのは、ガードが判断しなければというのは言ってあげて。それはケニーはわかっていたので、それは僕らは付いていくよという伝えました。

-ご自身のシュートも入られていて、調子は良い感じ?
それを昨日したかったですね。言い訳になってしまうのですが、プレシーズンから1ヶ月が空いてしまってチーム内でけが人が出たりして、思うように練習ができなかったんですけど、それは(シーズンが)始まったら言い訳なので。昨日、みんなは第1クォーターすごい堅かったので、そこはキャプテンとしてどうしたらいいかと考えたんですけど。今日に関しては気持ちで決めたというか。決めてやろうと思っていました。

-開幕まで1ヶ月空くのは長い
プレシーズンでの課題を取り組める機会としては良かったですけど、52試合ある中では試合勘というのが、練習より大事になると思っているので。そういう意味では5対5の練習はしますけど、やっぱりそれは試合とは雰囲気とは違いますし。練習ではフリースローは外さないですけど、試合になると外してしまう場面もあります。もう試合慣れという意味では今日で言い訳はできないので、来週からやっていけると思います。

-新規チームとの対戦が続きます。新規というのはやりにくい?
データとかがあれば対策もできますけど、それ以上にやっぱりメンタルだと思うので。どのスポーツもそうなんですけど、気持ちが強いほうが勝つというか。僕なんて生粋の日本人なんで(笑)そういうふうに思うし、大和魂じゃないですけど、気持ちが上のチームが勝つと思っているので。そういう意味では、ジョン・ハンフリー、ジョン・フラワーズと気持ちを前面に出す選手が揃っているので、それに乗っかって。日本人はどうしても気持ちを前面に出すことが苦手なのですが、今年のチームに関してはぞれを全員ができるので、勢いに乗っていければなと思います。