大阪厚生信用金庫、大阪エヴェッサの観戦チケットを子供たちに。

ライアン・ブラックウェルHC
-お子様を招待してプレーするとのことでどういうプレーを心がけて、どんな試合を見せたいと思いますか?
楽しませたい。それが一番です。

-今年のチームのスローガンは?
外国人選手がまだ合流していないのでチーム全体像が見えてないから、今のところスローガンというのは無い。7年経って一番最強のタレントの揃ったチームだと思っている。

-今年はリベンジの年だと思いますが?
毎年優勝を目指して我々はやってきているので、あえてリベンジというところでは無いけれど、毎年選手が変わって違うチームとして出来上がっていくので、昨年よりも良いチームに仕上げたい。特に竹田、青木、外国人選手もより大きくてアスレチックな選手が増えていきているので期待していただければと思います。

初めてエヴェッサのヘッドコーチとして率いたけど、特に大震災が起こる前と後ではエヴェッサだけではなくて全てのチームが全然変わってしまった。うちではローレンス・ブラックリッジが途中で帰国してしまうなどあった。昨年のことはあまり考えずに今年は新たな気持ちでチャレンジしたいと思います。

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今野翔太選手
-子供の頃にバスケットを見て興奮した記憶、楽しんだ記憶はありますか?
当時プロは無かったんですけど、僕が小学校の時、松下電器(現・パナソニック)の試合があって、僕らからしたらプロみたいな存在だった。なみはやドームのメインアリーナで試合があって、すごく憧れました。

-今度は逆の立場で子供達に見せるわけですが、どんなことを心がけようと思ってますか?
小学生の頃は何を見てもすごいと思っていた。今クリニックをやっていて、子供たちを見ると技術も上がっていると思う。ちょっとやそっとでは「出来るわ」と言われてしまうので、僕がやりたいのは技術もそうですけど気持ちの入ったプレーを見せたい、ボールを追いかける姿勢とか。子供たちを見てる限りですが先生たちに怒られてから、(ボールを)取りに行ってる姿勢なので。それを自分から自主性を出して出来るようになって欲しい。それはバスケット以外にも繋がると思っている。そういうのを感じ取ってくれればなと思います。プロになっても基礎になる部分は忘れない、そういう姿勢を見せています。

-今シーズンチームとしての目標はもちろん優勝だと思いますが、選手個人としての目標はありますか?例えば平均二桁得点をあげるなど。
まさにそれです。シーズン後半にフリースローで(得点が)稼げるということを再確認出来た。1試合6本打って全て決めたとして6点、残りフィールドゴール2本決めたら二桁行くわけですから、そうやった頭を使ったプレーもやっていきたい。今、見習っているのは青木康平さんです。体の使い方がすごく上手いし、(ファールの)貰い方もすごく上手いので。

-今シーズンはチーム内の競争がすごく激しいですね。
すごくありがたいです。競争の無いチームにいても腑抜けることは無いにしても力の入り方が違うし、モチベーションが全然変わってくるので。今すごく楽しいです、常に意識して出来ているというのが。練習中絶対に負けない、という気持ち。「この選手にだったら負けないだろう」という余裕は無しで今年は行きたい。すごく自分を高めてくれる環境にあると思います。