4月30日(土) 滋賀レイクスターズ vs 京都ハンナリーズ プレイオフ ウェスタン・カンファレンス ファーストラウンド 試合後インタビュー

4月30日(土) 滋賀県立体育館で行われた 滋賀レイクスターズ vs 京都ハンナリーズ プレイオフ ウェスタン・カンファレンス ファーストラウンド 試合後インタビューです。

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4月30日(土)19:00

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滋賀レイクスターズ

根間 洋一 HC代行
―今日の試合の総括について
ラウーフ選手の状態が少し良くないのかなという状況が見えたんですが、情報は無かったんですけども。そういった中で前半はラウーフ選手中心のアウトサイドで来るかなと思ってたところを、インサイド主体というところで、インサイドのところでアドバンテージを取られて常にイニシアティブを取られた中でああいうゲーム展開で進んだと。インサイドのところであまりにも意識を向けなければいけないところで、少し後手後手になってしまったかなというところが一番の今日の印象ですね。

ただフリースロー、シュートパーセンテージが3ポイントも2ポイントもあまり良くは(無かった)。2ポイントもゲイリーが孤軍奮闘ですので、全体として44%ですけども恐らくゲイリー以外の選手のところがすごく良くなくて、そこのシュートパーセンテージの悪さがあったんですけども、ただフリースローの本数であったりオフェンスリバウンドの数というのは、しっかり毎回やっていこうというところの数字はクリアー出来てますので、前向きなポジティブな数字も残せたと思ってます。だから明日はしっかり調整して、エキストラゲームまで持ち込めるような展開にしたい。

マイキー・マーシャル 選手
―今日の試合の総括について
京都が良かった。それに尽きると思います。40分間通して彼らはしっかり戦ってきたし。明日もう1試合ありますので、しっかり準備して勝つために臨みたいと思います。ディフェンスはもっと出来たんじゃないかなと、そういう印象があります。わずか8点差でした、ディフェンスが出来ればひっくり返せたんじゃないかなと思います。

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京都ハンナリーズ

青野 和人 HC
―今日の試合の総括について
滋賀のアウェイ戦というのはタフだというのを痛感しました。自分たちのリズムを何度も断たれた。

ただひとつ気になったのが死にものぐるいで勝ちを取りにいこうとしているプレー、こっちは立て続けに怪我人が出てしまったので、同じようなゲーム内容だったら、このゲームはさらに荒れると思います。なので自分たちはバスケットボールをシーズン通してやってきました。そのバスケットボールを明日もしっかりとやり続けます。さらに激しいゲームになると思います。ですが同じ結果にしたいと思います。

―マイケル・フェイ選手をスタートに起用した理由と、彼の今日の出来について評価をお願いします。
彼は少ない時間でスタッツをしっかり残せる素晴らしい選手、IQの高さもあり、同じポジションにトリム選手がかぶっていることが皆さん気にするところだと思うんですけれども、お互いを尊重し合っている。対戦相手のマッチアップだったり練習の段階から一生懸命やってる、もちろんトリム選手がやってないというわけではないんですけども、プレーオフ1戦目にあたって流れの中で、彼を起用しようと思いました。

―第2Qで点差が開きましたが、そこで何か指示を出されたのでしょうか?
シーズン通して要所で自分たちの決めていたコール、そういうのが通らなかったり、ひとりの選手がオフェンスのセットを忘れているとか、たくさんの要素があるんですけども今日は40分通して選手が一つも聞き漏らさずしっかりとひとつになって実行してるというのが(わかったと思う)。

多分見られた方も「何やるんだ?」という顔を一回も見なかったと思います。やはりプレーオフにかけてアウェイに乗り込んで、アウェイの音響であったりとか、そういうところがある中で、意思の統一、しっかりと目を見てお互いに何をするか、それをひとつひとつ確認しながら進んでいる。プレーオフのこの1回戦、ここまで成長してたんですが、ここでさらに自分たちが強くなったと思います。

第2Qの勝因のひとつ。やはり仲村選手であったり日下選手であったりプレーオフを経験してる選手がすごく良い形で冷静に引っ張って、ひとつひとつのポジションを引っ張ってきた。そこが勝敗にかなり影響した。

―土曜日の第1戦を取った意義や重要性をどうとらえていますか?
本来は自分が一番に言う言葉だと思うんですけども、試合が終わった直後にみんなでハドルを組んだんですけど、もう選手のほうから「明日を取ってコンプリートだ」という話がばんばん出てきて、1戦目を取りましたが明日取らないと全く意味が無いというすごく締まった終わり方になりました。

―ハンナリーズブースターの声援はどう聞こえてましたか?
シーズンの最後、ハンナリーズアリーナの試合、すごく良い雰囲気をブースターと共に作れたんですけども、自分たちのベンチメンバーを含めて選手たちがいるんですけども、もう一人ぐらい一緒に連れてきているような感覚を得ました。

―今日のベンチメンバーの得点は37点ですがいかがですか?
やはりうちの選手は、先ほどトリム選手の話もあったんですけど、誰をスタートファイブに使っても、それなりにしっかりと結果を出せるすごく恵まれた選手層だと思ってます。なのでその流れ、対戦相手のマッチアップ、そこで変えていった結果の37点なので自分は特に驚きはありませんけども、やはりその後押しがあるというのはチームのかなりの戦力だと思います。

―今日のゲームに向けて滋賀の警戒したポイントは?
やはり外角のシュートを自信持って打ってくる選手が多いので、そこへの対策。またまたうちの弱点であろうところを突いてくると思うので、そこに対してのアジャストメントを1週間しっかり練習をしてきた。今日は練習のまま試合に臨めたような試合でした。

―今日のゲームを受けての明日の修正点は?
今日は滋賀の外角のシュートを結構フリーで打たせてしまった部分もあったんですけども、それが(明日は)入ってくると自分は思っている。お互い肩に力が入ったような入り方をしてたんで、明日はお互いにリラックスはすることは無いと思うんですけどシュートタッチ等はグンと上がると思うので、外のシュート対インサイド、相手のドライブであったりスラッシュでファールを誘うような動き対うちのフォーアウトがゲームの見所になると思います。

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マクムード・アブドゥル ラウーフ 選手
今日の試合について滋賀を相手に、このチームはまだ若いチームですけど、プレーオフを初めて決めて今回試合に勝って、すごく大きな勝ちだったと思います。でもまだ私たちは満足は全然していないので明日に向けてまた頑張りたいと思います。

―NBAなどのプレーオフの経験を若い選手たちに伝えてますか?
いつも通りです。(プレーオフだからということで)若い選手にプレッシャーをかけないように、特別なことは言ってません。