2月26日(土) 大阪エヴェッサ vs 秋田ノーザンハピネッツ 試合後インタビュー

2月26日(土) 尼崎市記念公園総合体育館で行われた 大阪エヴェッサ vs 秋田ノーザンハピネッツ 試合後インタビューです。

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2月26日(土)18:00

第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
大阪エヴェッサ 22 21 25 17 85
秋田ノーザンハピネッツ 17 19 9 29 74

【スタート】
大阪エヴェッサ:#1ブラックレッジ、#22田村、#33高田、#44ワシントン、#50マーシャル
秋田ノーザンハピネッツ:#2水町、#5アキングバデ、#9グレイヴス、#10庄司、#43ビュートラック

【レフリー】
清水、澤田、関口

【観客者数】
1719人

【主な個人スタッツ】
大阪エヴェッサ:ワシントン17得点8リバウンド6アシスト、ナイト17得点5リバウンド、田村・高田・マーシャル12得点
秋田ノーザンハピネッツ:グレイヴス23得点12リバウンド4アシスト、ビュートラック14得点、アキングバデ13得点10リバウンド2ブロック

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大阪エヴェッサ

ライアン・ブラックウェル HC
―今日の試合の総括について
トータルで見ると良いゲームになったと思います。特にディフェンスがしっかり出来たところ、第3Qの9点ってところにも現れてますけれども、良かったと思います。攻撃に関してもボールも人も動く中で、リンの調子もだんだん本来の調子に戻ってきてるのかなと思います。あとは40分間、最後の最後までやり切るっていうところが明日に向けての課題かなと思います。

―試合の終盤に経験の浅い若手の選手を入れたこともあるんですけども、85点でした。90点台を狙える試合だったのかなと思いましたが?
26点差とかその辺で勝っても良かったかなと思うんですけども、天野(喜崇)と北村(豪希)をチャレンジさせたいってところで(試合に)入れたんですけども、彼ら以外にもビリー(ウィリアム・ナイト)とかケビン(タイナー)のターンオーバーのところが目立ったのは残念でしたけれども、確かに20点以上で勝てるところではあったかなと思います。

―東京に連敗したあとの今日の勝利は大きな勝利ではないですか?
特に2連敗の中でも最初のようなゲームの落とし方をするのは非常にタフなことなんですけども、しっかりチームが気持ちを入れ替えて、今日の1勝は気持ちの良いものですし、ここで勝てたってのはチームが進歩した証かなと思います。

―ナイト選手を前半あまり使わなかったのは何か意図があったのでしょうか?
ゲームの流れで特に第2Qはマッチアップ、うちの選手ひとりひとり個々がみんな出来ると思ってますので、その中でゲームの流れを見て、秋田の出てくる選手に合わせて、その辺は選手選択をしたつもりです。

―今日の日本人選手の評価は?
良くなってると思います。ヒロ(高田紘久)も安定したプレー出来ましたし、ダイスケ(田村大輔)は自信持ってプレーしてくるようになりましたし、特に勝又(英樹)はディフェンスで非常に大きな仕事をしてくれて、マイク(マイケル勝久)もだんだん調子が良くなってる感じもしますのでトータルで非常に良い評価だったと思います。

―田村選手は自信を持ってプレーされてるとのことですが、何かきっかけみたいなものはあったのでしょうか
ショータ(今野翔太)がいなくて、そろそろ帰ってくるって中で、非常に練習を毎日毎日ハードに取り組んでますし、彼には常に練習でやってることをゲームでしっかり自信持ってプレーしてこいと伝えています。

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田村 大輔 選手
―今日の試合について
2連敗してたんで今日、明日は必ず勝たないといけない試合だったので。とりあえずまた明日もあるんで、また切り替えて頑張りたいと思います。

―東京に連敗したことでチームの雰囲気はどうでしたか?
もう全然悪くも無く、いつも通りやれたと思います。

―田村選手自身が自信を持ってプレーしているとコーチが仰ってますが、それについてはどう思いますか?
常に自信を持ってプレーしないと良いパフォーマンスが出来ないと思ってるんで、それプラス、チームのやるべき事、しっかり表現したいなと思います。

―最近は外のシュートよりもドライブインが意識としてあると思うんですけど、それについては?
それはディフェンスの状況を見てやってるんで。あと今日ちょっと外のシュートの感覚があまり良くなかったのでドライブに切り替えて、それが上手くハマったかなと思います。明日の試合も勝ちます。頑張ります。

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秋田ノーザンハピネッツ

ロバート・ピアス HC
―今日の試合の総括について
難しい。一番大変なのはリンが2連敗のあとで活躍するんで。(試合に負けた)原因の前に(リンが活躍するという意味で)今日は本当に怖い試合。そしてリンだけじゃなくて22番田村、33番高田がこのゲームで活躍した。問題はうちのベテラン選手が田村、高田に対して油断した。秋田が東カンファレンスだからあまり知らないみたいで、そのマッチアップが遅かったとか真面目にディフェンスをやってない。もちろんスピードもあるのでマーシャルとかリン、ブラックレッジなどマッチアップが難しい選手がいっぱいいた。問題はターンオーバーが多かったことと、うちのポイントゲッターのセック・ヘンリーが手首が痛かったからあまり出てないし、シュートも出来なかった。ウィル(グレイヴス)はチームに入ったばっかりだからフォーメーションプレーとかチームプレーがあんまりわかってないけど能力もあるし、今日は23点取ったけど。前半のところでシュートのミスとかフォーメーションのミスであまり良くなかったと思いますし、明日も多分難しいけどミスとかパスミスとかディフェンスをもう少し考えて明日勝つために頑張りたい。

―チーム全体にエナジーが無かったように見えましたが?
セック(ヘンリー)はいつもムードメイカーで、セックの調子が良くないからみんな落ち込んで。ちょっと難しい。遠征から10人持ってない。普通は19歳のルーキーの澤口がいて、2-2-1のプレスやるんだけど、澤口いないから2-2-1プレスをやる意味が無い。彼はスピードもあるし40分走るので。そしてセックは怪我してからポイントガードは水町(亮介)一人しか居ないから、すごい大変。長谷川は2クォート、10分ぐらいプレー出来るけど、オールコートのプレーは出来ない。ポイントガード一人は大変。もちろん大阪はだんだん(ケビン)タイナーとか高田紘久とか、いろんな選手がスピードで(秋田が)負けてたんで。6連敗だからみんなちょっと落ち込んで、難しい状況ではありました。

―今日澤口選手がいなかったのはかなりきつかったですか?
もちろん。一番大変なのは東京対大阪の試合は火、水曜日、でもメンバーが決まるのが試合の前の日曜日。試合観たら多分澤口のほうが良いけど、新規チームは細かいこともあるんで、ちょっとスケジュールとか、チームがもし11人とか12人であればもう少しエネルギーがあるけど、ちょっと残念な組み合わせ(になってしまった)。それはしょうがないし、そういうのもあるんで。どのメンバーでも勝つチャンスはあるし、もちろん大阪はすごいけど、自分達のミスが多かったからチャンスはあまり無かった。

―6連敗とチーム状況が良くないですけれども、今のチームのどこに可能性を感じてますか?
1年目は難しいけど、滋賀の時は同じような試合がたくさんあったんで。もちろん2年目は強くなってプレーオフに入って、今3位ぐらいなので。1年目はすごい大変だけど長い目で見たら若い選手が伸びる、澤口も育って、だんだんチームのスタイルに合う外国人を取ったら2シーズン目、3シーズン目は活躍出来るけど、1年目はすごい大変だと思います。まだこれからもっと難しい試合、浜松もある、東京もあるので大変な状況です。

※ピアスHCは全て日本語でインタビューに答えてます。一部分かりづらい表現があるかもしれませんが、御了承ください。