1月23日(日) マルコメ presents bjリーグ 2010-2011シーズン オールスター ゲーム in 大阪

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チームイースト

ボブ・ヒル HC

-試合の総括
本当にエキサイティングな試合をファンの皆様に披露することが出来たと思います。両チームともすごい良いプレーが見せられたと思います。全体的に波があった試合だったと思います。前半はイーストがリードして後半はウエストが追いついてきたり、そのやり取りがファンのみんなにとってもすごく楽しい試合になったと思います。最終的には両チームとも一人か二人の選手にボールを集めようとするっていうのがオールスターの特徴でもあるんですけど、お互い両チームともそれに対してディフェンスも固くしていたのですごく面白い試合になったんじゃないかなと思います。

-最終的には両チームとも一人か二人にボールを集めてくるとおっしゃいましたがイーストは誰にボールを集めましたか?
ジュリアス・アシュビー選手、そして青木康平選手、ウェイン・アーノルド選手がイーストにとってボールを集めようとしていた3人です。でも全体的にリードしている時は全員に積極的にアタックしてバスケットまで行って、なるべくファールを誘うようなプレーをするようにと指示していました。

-過去最年少で選ばれた澤口誠選手への評価と、どこに可能性を感じるかというところをお願いします。
非常に高く評価している選手です。オールスター前も一回秋田と当たっているので、その時から彼のプレーは良いと思ってました。で、今日は前半すごく自然とプレーしていて自信を持って試合に出すことが出来てました。後半は少し試合が接戦になるにつれて少し緊張したようにも見えましたが、この経験が澤口選手にとって非常に大きなものになる。彼は絶対に将来素晴らしい選手になると信じてます。

-オールスターの全体の雰囲気についてはいかがでしたか?
特にダンクコンテストが印象的でした。自分は何度もダンクコンテストを見てきていますが、今日ほど楽しめたダンクコンテストは過去に無いと思います。本当に橘選手が素晴らしいパフォーマンスをしてくれて、自分は本当に楽しめました。最初のダンクはまるで下着でダンクをしてるみたいですごく面白かったです。バッシュにも羽がついてましたし。

今日はbjリーグ、日本のバスケットボールにとって非常に素晴らしい日になったと思います。3Pコンテストからダンクコンテスト、試合まで全て素晴らしいものをお見せすることが出来たと思います。

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青木 康平 選手(MIP受賞)

-試合の総括
ウエストのほうがbjリーグ経験のある外国人の選手が多いっていうのと、チャンピオンを経験した選手っていうのが多かったっていうのがすごい見てる方は特に大阪だし、圧倒的にウエストが勝つんじゃないかなっていうイメージがあったと思うんですけど、それを前半そういうふうじゃない展開に出来た、今日みたいな試合展開に出来たっていうのはすごい良かったんじゃないかなと思います。最後ウエストが勝って一番良い形じゃないかなと。敵ながら。こんなこと言ってコーチに怒られるのはイヤなんですけど思います(笑)

-終盤での3Pの時の精神状態と今日の調子について?
調子については普段通りだと思います。ただアップを全くしてなかったんでアップの時間がやってることを知らなくて、ずっとロッカーにいたから。それで国歌斉唱始まってアップの前に国歌斉唱やんのかーってずっと思って、そしたら「残り3分です」みたいなこと言い出して、そういう意味ではゲームに入るのはあんまり良くなかった。ふわふわしてたと思いますけど。終盤の3Pについては1本目はショットクロックが無かったので、少し遠かったんですけど。打つしか無い手段だったので精神的にはすごく楽でした。2本目決めた奴も、城宝が決めたんですごく悔しかったっていうのがあって、コノヤローっていう感じのラッキーシュートでした。

-特に対戦を意識した選手は?
澤岻が1対1のシチュエーションを作るフォーメーションがあったんですけど、僕と石崎選手がマッチアップしてるのを気付いててわざと。しねぇーだろってところでコールして、1対1しろって感じになったので、そこはやらなきゃなっていう意識はすごいありましたね。あとは城宝は2シーズン一緒にプレーしたんで、「やられねーぞ」って思ってたんですけどスコ抜きされてましたね。

-澤口選手の印象に残ったところは?
いやぁー、19歳ですよね。僕が19歳でこの場に立って彼のように終盤良いパフォーマンスをしてたと思うし、やっぱ出来るのかなって思ったら彼はすごいなーって思いますし、将来性があるし、気持ち的な部分で、技術的にはまだまだ足りない部分はあると思うんですけど、でも精神的な部分ですごい可能性を秘めてる選手だなと思いますね。

-喋ったり何かアドバイスはしましたか?
アドバイスですか?オールスターについてのアドバイスはしてないんですけど、最初に「歳、いくつ?」って言いましたね。

-恐縮した様子は無かったんですか?澤口選手はどんな感じでしたか?
(冗談で)あのー、いまどきのギャル男って感じですね。(「ギャル男じゃないですけど」とすぐ否定した後で)すごい好青年で、お酒飲めないんだなーっていう感じでしたね。

-昨日は何して過ごされましたか?
大阪の友達やJ(波多野和也選手)とご飯食べに行ったり。

-オールスターをきっかけに仲良くなった選手はいますか?
元々面識のある選手ばっかりだったのでこれといって今回をきっかけにっていうのは仲良くなるっていうのは無かったんですけど、でも初めて喋る機会があった選手も何人もいたんで、外国人選手も。そういった意味でもすごく良い場所でしたね。

-具体的に何を喋りましたか?
何、喋りましたかねー。何、喋ったかなー。「歳、いくつ?」とかですかね。

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波多野 和也 選手

-今日のゲームについて
負けちゃいましたけどやってる僕達も見てるブースターの方々もすごい楽しめたんじゃないかなと思いますね。

-元チームメイトとは何か話しましたか?
昔を思い出しましたね。僕が大阪にいる時のメンバーだったんで。ま、敵だったんですけど、いろいろと楽しもうよみたいな話をして案の定楽しめたんで良かったかなと思います。

-昨日は誰かと過ごしましたか?
昨日は大学の先輩でもある青木康平さんと一緒に御飯を食べに行って。今日のためにちゃんと早寝早起きで蓄えてました。

-12点、5リバウンド取った今日の自分の活躍については?
良い感じだったんじゃないですかね。今日埼玉のチームメイトがテレビの前で(見てて)、とにかく1点でも2点でも得点取りたかったんで、それがいい形で出てたんで埼玉のチームメイトのみんなも良い感じで喜んでもらってるんじゃないかなと思います。

-来年の開催が埼玉スーパーアリーナに決まりました。もしまた埼玉に残って、またオールスターに選ばれるとしてすごく楽しみだと思いますがいかがですか?
埼玉スーパーアリーナっていう大きな舞台でオールスターが出来るっていうのはすごい素晴らしいことですし、もしそこに僕がまた選ばれて出場することになったらやっぱ最高に嬉しいと思いますね。あんな大きなとこでバスケットが出来るっていうのはやっぱりバスケット選手として幸せなんじゃないかなと思います。

-大阪の会場の声援がかなり大きかったと思いますがメッセージなどあったらお願いします。
(笑顔で)大阪のみなさんにですか?そうですね、またこうやって大阪にちょくちょく帰ってきますんで、出来れば波多野和也を忘れないで応援のほう宜しくお願いします。ありがとうございました。

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ブライアン・ハーパー 選手

-今日の試合について
まず選出されたこと自体光栄に思います。それでこのオールスターゲームに参加出来たこと、そして富山の球団を代表してこの場に立ててプレー出来たこと自体が非常に楽しかった。良い経験になった。本当に毎秒ごとに楽しめました。

-1番楽しんでるように見えました。やっぱりオールスターは特別な場所ですか?
もちろんオールスターゲームというのは特別なんですけどプレーすること自体を毎晩毎晩楽しみにしてました。先程も申し上げたように本当に瞬間、瞬間が楽しかった。

-ダンクコンテストは残念な結果でしたがどうでしたか?
勝てなかったことは残念だったんですけどやはりすごく楽しかったです。自分で考えていた前からやりかったダンクもいくつか成功出来たので、そして身体能力の優れた、高い選手達と一緒にダンクコンテストを楽しむことが出来たので良かったです。

-ちなみにやりかったダンクというのは?
本当にやりたかったダンクっていうのは実はありまして、もし決勝まで行けたら360度足の間を通してのダンクと、あとラウーフ選手を飛び越えてのダンクをしたかったんです。

-仲良くなった選手はいますか?
特に誰っていうのはいないんですけども、自分のプロキャリアの中で初めてこんなにみんなが一緒になったチームは無かったので、アメリカ人も日本人も含めてチームとしてみなさんと仲良くなれました。

-昨日の大阪の夜は何をして過ごしましたか?
レセプションの後は、今日のゲームに向けて部屋でじっとしてました。

-一緒にプレーして印象に残った選手はいましたか?
まず最初に青木康平選手が非常に良くプレーしたと思います。何はともあれMVPを取ったリン・ワシントン選手がやはりMVPに値するようなパフォーマンスを今日披露したのではないでしょうか。本当にみんなすごいタレントのある選手ばっかりだったので本当に楽しめました。

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澤岻 直人 選手

-今日のゲームについて
はい、楽しかったです。

-マッチアップして楽しかった選手は?
マッチアップして楽しいというかみんなのプレーを見れて、すごくやっぱり良い選手がいっぱいいるなぁーっていう感じですごく楽しかったですね。

-終盤までずっと笑顔でプレーされてましたけど、それはやっぱり楽しかったからですか?
はい、そうですね。(青木)康平使ったり、ジュリアス(アシュビー)使ったり、みんな使いながら、こうなんだろ。J(波多野和也)にボールを集めたりしながら。それでシュート決めたり良いプレーしてくれたらやっぱ、こういうこと出来るんだって。それでねチームの雰囲気も良かったし。

-PGとしてこれだけいろんなすごい良い選手がいたら楽しいですか?
使い道というかオプションがいっぱいあるんでね、楽しいですね。

-昨日の夜は何されてましたか?
昨日の夜は今日(オールスター)用のシューズをこう調整して。昨日届いたんですよ、シューズが。インソールをチェックしたり、なんだかんだしてました。

-あのシューズはオールスター仕様だったんですか?
今回のオールスターに合わせて。

-大阪のブースターの印象は?
やっぱり大阪さん、盛り上がってて良いですよね。

-新潟(のブースター)も負けてないと思いますが?
はい、新潟もやっぱりね、チームが出来て長いからコアなブースターさんもやっぱり多くて。今日もいっぱい来てくれてたんですよ。雰囲気は良く、それに応えられるように頑張んなきゃいけないんですけど。今日はリフレッシュも兼ねて、お祭りごとじゃないですけど、年に1回のこういうオールスターに出れてね、すごい楽しい1日でしたね。

-後半戦に向けて。
これから勝負になってくるのでガチンコでレギュラーシーズン2位以上を目指して頑張っていきたいと思います。

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仲摩 純平 選手

-今日の試合の感想は?
オールスターらしからぬ良い試合?っていうものが出来て良かった。ファンの人も喜んでくれて良かったくれたのと自分自身も良い環境で、大きな声援で(プレー出来た)。地元からたくさんの応援が来てくれて、その中でやれてプレー出来たのがすごい良かったし、楽しかったです。

-オールスターの雰囲気は楽しめましたか?
楽しめました。(オールスターのチームは)即席のチームじゃないですか、言ってしまえば。でも意外とこのチームいけるなって思って、すごいチームプレーもちゃんと出来てたし、良いなぁと思って。ほんと何か終わるのが惜しいですね。

-第1Qから真剣にプレーされてましたね。
それはそのつもりでコーチに言われてたんで。もうミーティングの時に絶対に倒すって、そのつもりでやってたんで、だから余計悔しいっすね、負けたのは。でもオールスターだから周りの人達が楽しんでくれたから良かったのかなと思いますね。

-仲良くなった選手はいますか?話した選手とか?
ひと通りみんなと話したんですけど僕はあの橘選手、あのダンクコンテストに心惹かれて(笑) すごいエンターテイナーだなと思って関心してました、一人で。

-昨日の大阪の夜は何をして過ごされましたか?
大学の時の友達とご飯食べてて、そう過ごしました。特別に(何もしてない)。早く家に帰りましたし。悪さはしてません(笑)

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衛藤 晃平 アシスタントコーチ

-オールスターゲームの感想をお願いします。
単刀直入に言うと非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。バスケットファンとしてもああいう白熱したエキサイトな展開を目の前で目の当たりにするこということが出来たのは光栄に思っています。あとはコーチという視点ではヒルHCの元で一緒に時間を共有出来たということは自分にとっては良い体験になったな、良い経験になったなと思っております。

-(オールスターでの)ハーパー選手を見られてどういう感想でしたか?
(少し冗談気味に)久々というか初めて客観的に見て、うん、彼の短所が自分の中では見つかっていたんですけども、それの再確認は出来ました。オールスターに来ても「あ、やっぱりな」という感じでした。

-お答え出来る範囲では短所は何でしょうか?
集中したり気持ちが入り過ぎると空回る。ダンクコンテストなんて典型例だと思うんですよ。自分の中で落ち着く余裕が無くなってダンクミス犯してしまって、ああいうのを見ているとブライアンはブライアンだなと思いましたけど。

-今回オールスターには出られなかった水戸選手について。
彼自身いろいろなストレスを抱えながら前半戦を戦ってくれてました。初めてのPGであったり加藤の不調に伴うスコアラーであったりいろんなものを背負って戦ってたと思いますので、休養を取るということがひとつと、で今まで前半戦で得た経験を後半戦に向けて活かしていって欲しいなっていう思いは強いです。

-後半戦に向けて、今回のオールスターで吸収出来たものはありますか?
ヒルHCのもとでやれたってことで外国人選手の対応の仕方はすごく勉強になったかなというふうに思います。やっぱり厳しく怒るところは怒って、オールスターなんですけど厳しく言われてたんですけども、リーダーシップを発揮するところは発揮されてましたし、でその時にわたしブライアンの表情の変化をよく見てたんですけども、やっぱりスッとテンションが上がるような感情が見受けられてましたんで、ヒルHCの物真似ではないですけれども、アメリカ人選手を相手にするという意味で活用していきたいと思っております。

-ブライアン選手を誘導していくということでしょうか?
誘導というかいろんな意味でコントロールしていきたいなと思ってます。

-ボブ・ヒルHCから学ばれたことはありますか?
(「常に厳しく」と言った後で笑って)っていうのは冗談ですけど、やっぱりユーモアとリーダーシップがすごい人だなとすごく思いました。きっちりするところはきっちりしてはりますし、選手を楽しませるところは楽しませる。その中で彼本人の厳しさっていうのが常に見え隠れするっていう感じでしたし、そこはわたくしの年齢でやったら多分空回りすると思うんで上手いことやっていけば良い武器になるんじゃないかなと思います。

-地元の大阪に戻ってこられましたが何をされましたか?
(笑顔で)いや、本当に何もしてません。昨日の夜は本当は石橋コーチとかと(どこかに)行こうかなと思いはあったんですけども、部屋で(過ごしてました)。実はレセプションまでにいろんなヘッドコーチの方と話してて、すごい勉強になったことであったり気付かされたことっていうのがいっぱいあったので、それをまとめたりするのに時間を費やしてて遅くなったので。実家に顔出したぐらいです。

-いろんなコーチから学ばれた中で特に印象に残ったことはありますか?
いっぱいいろいろあるんで・・・。学ぶだけじゃなくて環境の違いですよね。例えば晩ご飯を管理してはるとかしてないとか、そういういろんなチーム状況を見て。これといって今言えるようなことは(無いです)。