12月5日浜松・東三河フェニックス vs 埼玉ブロンコス ゲームレポートと試合後インタビュー

12月5日(日)浜松・東三河フェニックス vs 埼玉ブロンコス@春日部市総合体育館

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12月5日(日)14:00 春日部市総合体育館(埼玉県)


第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
浜松・東三河フェニックス 23 21 15 25 84
埼玉ブロンコス 17 25 11 27 80

【主なスタッツ】
浜松・東三河フェニックス
ジャーフロー・ラーカイ15点14リバウンド ジェフリー・パーマー15点11リバウンド 岡田慎吾11点
埼玉ブロンコス
ケニー・サターフィールド29点4リバウンド5アシスト ジョージ・リーチ18点10リバウンド

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第1Q 
埼玉スターター
ジョージ・リーチ ケニー・サターフィールド 波多野和也 寺下太基 ボビー・ナッシュ
浜松・東三河スターター
太田和利 ジャメイン・ディクソン 岡田慎吾 ジャーフロー・ラーカイ ジェフリー・パーマー

昨日のゲーム同様にジョージ・リーチ選手対して積極的にダブルチームを仕掛ける浜松。開始早々にターンオーバー。浜松は岡田選手のリバースレイアップで先制。続いてディクソンの3Pシュート。対する埼玉はリーチ選手のフックショットでファールを誘いバスケットカウント。
しかし昨日同様にフリースローが決まらない。浜松はラーカイ選手のゴール下、ディクソン選手のペネトレイトでファールを誘いフリースローを得る。
インサイドで崩していきたい埼玉だが、リーチ選手へのダブルチームが厳しく、トラベリングのターンオーバー。
ブルース・ブラウン選手を投入するが、浜松が攻撃の手を緩めない。
ディクソンのスティールから岡田選手がレイアップを決め、更にディクソン選手が速攻を決め、5:42で埼玉はタイムアウト要求。
タイムアウト明けの埼玉はケニーのアシストから波多野選手が得点。しかし、浜松は岡田選手が速攻で寺下選手のファールを誘いフリースローを2本決める。さらに太田和利選手が2本連続で3Pシュートを決め突き放す。
開始早々の勢いそのままに浜松が6点差のリードで終了。
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第2Q
先制はゴードン選手がターンアラウンドからファールを誘いフリースローを2本決める。
その後も速攻からゴードン選手がファールを誘いフリースロー。寺下選手が切れこんでバスケットカウント。そのままフリースローを決め追い上げる。
浜松は第1Q後半からの埼玉のゾーンディフェンスに手を焼いており、6:46までシュートが決まらない。
大口選手の3Pシュートが決まり落ち着きを取り戻す浜松。続けてパーマー選手が速攻や中距離のシュートを決め再び引き離しにかかる。
7点差となった所で埼玉は20秒タイムアウト。
タイムアウト明けにジョージ・リーチ選手のティップイン、ベビーフックで連続得点する。
ディクソン選手の3Pシュートから両チーム一進一退の攻防。
浜松2点差リードで前半を折り返す。

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第3Q
ラーカイ選手のゴール下で浜松が得点。続いて岡田選手の速攻。埼玉はナッシュのフリースロー、リーチ選手のランニングフックで得点。
大口選手の速攻に対してリーチ選手がフレイグラントファール。大口選手はフリースローを1本決める。
埼玉はこのプレイでディフェンスが少しソフトになる。その隙を浜松は逃さず、ラーカイ、パーマー選手が連続得点で8点差とする。
パーマー選手がテクニカルファールを取られるが、ケニー選手がフリースローをミス。ラーカイのポストプレイで最大の10点差に。
ここから埼玉が反撃。波多野、ケニー選手のフリースロー、ナッシュのシュートで追い上げる。
浜松はファールがかさみ、太田和利選手が5ファールで退場。
54-59の浜松5点差で最終クウォーターに。

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第4Q
リーチのアシストから寺下選手が切れ込み得点。岡田選手が角度のない所からジャンプシュート決め、お返し。
埼玉の寺下選手が3Pシュートをい決めれば、レイ・ニクソン選手がお返しの3Pシュート。
リーチがリバウンドからシュート。ケニー選手がペネトレイトからファールを誘い4本フリースローを沈め、65-68の3点差まで詰め寄るが、次のオフェンスで
寺下選手がトラベリング。
タイムアウト明けに波多野選手の得点で2点でまで詰め寄ると、ケニー選手がペネトレイトからバスケットカウント。フリースローも決め遂に70-70の同点。
ラーカイ選手がフリースローを決めれば、ケニー選手もフリースローをしっかり決め同点。2:41にラーカイ選手に対して波多野選手がファール。これで5ファールとなり退場。
しかし浜松は1本しか決められない。ここで追いつき突き放したい埼玉だが2回の攻撃でゴードン選手が3Pシュートミス、ケニー選手もペネトレイトからターンオーバーと逆転出来ない。
一方、浜松はインサイドを攻めファールからフリースローを得る。
1:06秒で埼玉はインバウンドプレイでまさかのミス。(実はこの時点で勝負ありでした)
その後、ケニー選手が3Pシュート決め、ファールゲームに持ち込むが、残り25秒のオフェンスで北向選手の3Pシュートはリングに届かず。
最後にケニー選手が3Pシュートを決めるも時既に遅く、浜松84-80で逃げ切った。

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試合後のインタビュー

浜松・東三河フェニックス

中村和雄HC


中村HCが私用でお急ぎの為、総括のみ。
-試合の総括
「今日は華々しさはないが、ゲームとしては非常に良いゲームでした。神経戦で非常に疲れました。
どう攻めるか、誰にマッチアップさせるとか。今回は疲れました。段々チームは下り坂な状態。昨日も今日もフリースローの確率で苦しみました。
その部分は修正したい。以上です」

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埼玉ブロンコス

ボブ・ナッシュHC


-試合の総括
「このシリーズはネガティブなところを見るよりはポジティブな所を見ることが出来たと思っています。
リーグNo.1のチームに対してチーム一丸となって戦ってくれました。
この二日間、選手たちは本当に勝つ事のみを考えて戦ってくれました。浜松には大事な場面でのシュートやフリースローを決められ勝ちの逃しましたが、選手たちは勝ちに価する本当に良いプレイをしてくれました。
二人の経験ある(ケニー・サターフィールドとジョージ・リーチ選手)選手が(いつも以上に)ステップアップして良いプレイを見せてくれました。リーチ選手はダブルダブル(18点10リバウンド)でした。その他の選手たちが同様にステップアップしてくれればもっと良いチームになると思います。
そういう所を修正していきたい。
浜松は非常に良いプレイをしたと思います。こちらのミスを逃さず自分たちのプレイにしていく力を持ったチームです。
スタッツに関しても、今日はオフェンスリバウンドに飛び込まれるシーンが何度とあり、数字の上でも我々を上回っていました。
ブースターには感謝しています。順位は良くありませんが、常に応援してくれるリーグ最高のブースターだと思います。
残り36試合あります。一つ一つ最後まで諦めずに選手たちには最後まで戦う姿勢をもってプレイしてくれると思います。
選手にどんなことでもいいので、優勝した経験があるか聞いてみましたが、選手たちはそれぞれ何がしか優勝をした経験があると語ってくれました。
チームにルーザー(Loser)はいない、皆ウィナー(Winner)だと。そういう優勝経験のある選手たちを戦う集団にしていきたいと思います」

-次週の仙台戦に向けて
「この二日間の戦いで得た経験を選手たちは自信(ポジティブ)に変えてもらいたい。仙台戦に向けては選手全員が戦う意志をもって準備していきたいと思います。仙台は非常に良いチームです。ピクニックに行くような気分で望んでは勝てるはずもありませんので、しっかり勝てる準備していきたいと思います」