11月27日秋田ノーザンハピネッツ vs 埼玉ブロンコス ゲームレポートと試合後インタビュー

11月27日(土)秋田ノーザンハピネッツ vs 埼玉ブロンコス@所沢市民体育館

試合後の記者会見は(作成中)

スコアボード

11月27日(土)18:00 所沢市民体育館(埼玉県)


第1Q 第2Q 第3Q 第4Q 合計
秋田ノーザンハピネッツ 28 14 25 29 96
埼玉ブロンコス 20 23 22 25 90

【主なスタッツ】
秋田ノーザンハピネッツ
セック・ヘンリー22点6リバウンド2アシスト  アントニオ・バークス18点3アシスト

埼玉ブロンコス
波多野 和也20点4リバウンド  ケニー・サターフィールド19点3リバウンド4アシスト

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第1Q 
秋田スターター
水町 亮介、アンソニー・コールマン、庄司 和広、セック・ヘンリー、ポール・ビュートラック
埼玉スターター
ケニー・サターフィールド、波多野 和也、寺下 太基、ゴードン・クライバー、ブルース・ブラウン

今シーズン、まだ勝ち星が3しかない埼玉と3連敗中の秋田の対戦。
立ち上がりの悪い埼玉は波多野、寺下、ゴードン選手が4本連続でシュートミス。対する秋田はビュートラック選手のゴール下のシュートで先制。
庄司選手が3Pシュートを決めるが、その間埼玉は得点なし。
埼玉は7分30秒、ブラウン選手のゴール下が初得点。
そこから両チームの得点が伸び始める。特に秋田は面白いようにシュートが決まり(このクウォーター、秋田のFG%は72.2 埼玉は46.7)、早い展開から得点を重ねる。
埼玉もケニー・サターフィールドがボールを押し上げ、早い展開に持ち込もうとするが、得点が決まらない。秋田はインサイドのビュートラック選手、途中出場のバークス、澤口選手が高確率にシュート決め、28-20でリードする。
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第2Q
第1Qとは変わり、埼玉は徐々に落ち着きを取り戻す。
波多野のジャンプシュート、ボビー・ナッシュの3P、北向選手の外角のシュートで追い上げる。
秋田は埼玉の3-2ゾーンの上手く効力できず失速していく。
(その変貌ぶりはジギルとハイドの様。秋田、このクウォーターのシュート成功率は僅か25%)
埼玉は北向選手が速攻からの得点、更に2分22秒で3Pシュートを決め、このクウォーターだけで11点をあげる。
残り31秒には寺下選手がペネトレイトからファールを誘いフリースローをもらう。更に終了近くに宍戸選手もファールを誘いフリースローを2本決め、ついに埼玉が43-42と逆転する。
そのまま埼玉が1点リードし前半を終える。

埼玉で気のなるのはゴードン選手の不調。精彩を欠くプレーで、存在感が無くなっている。
試合後にナッシュHCに聞いてみたが怪我は無くただ不調なだけだったと言っていた。
ジョージ・リーチ選手の加入でアウトサイドでプレイする場面が多くなったが、元々3Pシュートが得意という訳でなく(今シーズン40本以上3Pシュート打っているが確率は23%程度で得意とは言えない。元々体を張ってインサイドで頑張る選手)、やり難そうにしているという印象を受けた。

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第3Q
秋田スターター
水町 亮介、アンソニー・コールマン、庄司 和広、セック・ヘンリー、ポール・ビュートラック
埼玉スターター
ケニー・サターフィールド、波多野 和也、寺下 太基、ゴードン・クライバー、ジョージ・リーチ

両チームいずれもマンツーに戻して後半スタート。
第2Qで逆転された秋田は再び早い展開からオフェンスを組み立てる。速攻からビュートラック選手のレイアップミスを水町選手が押し込む。セック選手の3Pシュートやペネトレイトから豪快にダンクを決める。
埼玉はケニー、寺下選手がアウトサイドのシュート決め反撃する。しかしこのクウォーターは秋田、バークス選手が3Pシュート2本を含む12点をあげる活躍をみせ、試合終了近くには庄司選手が3Pシュート決め67-65で秋田がリードする。

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第4Q
今シーズンの平均得点が76点台の埼玉は何とかして相手のペースを下げたいところ。80点以上取られると勝ちが消えてしまう可能性が高くなる。
反対に秋田は攻守の切り替えを早くしトランジションゲームを展開していきたい。
埼玉はケニー選手のアシストからナッシュが得点。秋田はバークス選手が第3Qの調子を維持し、連続で3Pシュート決める。バークス選手以外にもセック選手が得点に絡んでいく。4分53秒のオフィシャルタイムアウト明けにケニー・サターフィールド選手が相手のファールを誘いながらシュート決める。
ワンスローも決め、遂に81-81の同点とする。
波多野選手のシュートで逆転に成功するが、ビュートラック選手に対するジョージ・リーチ選手のファールがフレイグラントファールと認定されフリースローを与えてしまう。その後もケニー選手の3P、リーチ選手のリバウンドからのシュートで90-92と追い上げるが、勝負どころで庄司選手が波多野選手からオフェンスファールを誘い万事休す。
埼玉はファールゲームを行うも秋田が冷静にフリースローを決め96-90で勝利。

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