琉球ゴールデンキングス台湾遠征試合 第3戦目

台湾で行われている『2007 HuaLien City Kwan-Fu Cup International Basketball Tournament』に参戦中のbjリーグ、琉球ゴールデンキングスの第三戦目試合結果は以下のとおり。

  
  
チーム名 合計
米迪亜(メディア) 28 21 16 14 79
琉球キングス 24 20 18 18 80

戦評
トーナメント第3戦の対戦相手は台湾リーグ所属の米迪亜(メディア)。
キングスのスターティングファイブは、澤岻、吉田、ハン、ウォルトン、ジョーンズ
試合開始後から、テンポの速いオフェンスを繰り広げるキングスは吉田の連続スリーポイントなどで6分間で20得点をあげる。
しかし、途中出場の友利、シンプソンがミスを重ね、相手にリードを許してしまう。さらに澤岻がファールトラブルでコート上から離れている間、キングスの得点は思うように伸びず、44-49と5点のリードを許して前半を折り返す。後半に入り、早めに追いつきたかったキングスだが、この試合も地元台湾チームへ有利な審判に笛に惑わされることになる。
澤岻を起点として、速攻を連発し点差を詰めようとした矢先に、その澤岻とウォルトンが4つ目のファールをコールされ、ベンチに下がらなくてはならなくなった。思うように点差を縮めることができず、時間ばかりが過ぎていく。第4クォーターに入ると、キングスのゾーンディフェンスを攻めあぐむ相手に、徐々に追いつき始める。残り4分を切ったところで、シンプソンのシュートで74-73と、逆転に成功。
勝利への執着心を見せる両チームはリング下で激しいボールの奪い合いを見せるが、ジョーンズが何度もボールに飛びつき、相手のファールを誘い、最後は落ち着いてフリースローを沈め、80-79で勝利した。ジョーンズがフリースロー10本を含む21得点の活躍。澤岻は随所に目を見張るようなアシストを披露しながらも自ら8得点をあげた。
前回の試合で振るわなかった吉田と金城はそれぞれ8得点、6得点をあげ勝利に貢献した。
一昨日の敗戦を乗り越え、僅差のゲームをものにしたことは若いキングスには大きな経験となったであろう。
その反面、勝敗以上に、速攻が思うように出せず、キングスの目指す早いテンポのバスケが展開できなかったこと、プレーヤー間の連携ミスから生じるターンオーバーなど、勝利の中にも反省材料ばかりが目立つ試合となった。

プラネルズHCコメント
「昨日の敗戦からカムバックして、選手たちはよく戦ったと思う。ファールトラブルに巻き込まれながらも澤岻はチームをリードしたし、金城は控えでポイントガードとしてもプレー出来た。吉田は苦手なディフェンスでよく頑張ったし、シンプソンは短いプレイングタイムにもかかわらず、チームに貢献した。新規チームといいうことでチームとしては非常に未熟だが、お互いを少しずつ理解し始めているのは良いことだ。次の試合も、キングスにとっては重要な成長過程となるので、無駄にすることなく、大切な経験としたい。」

澤岻選手コメント
「チーム全体が、ファールトラブルに見舞われたにもかかわらず、集中力を最後まで途切らさなかったことは良かった。個人的には、チームに勢いをつけるために狙ったシュートや、勝敗を決めに行くために打ったシュートが、ここぞという時に決めることが出来なくて、非常に不甲斐なく思う。チームとしても、個人的にも修正が必要なところばかりで、まだまだこれからだと思う。」

ジョーンズ選手コメント
「タフな試合となったが、チーム一丸となって最後まで戦えたのは良かった。まだまだお互いの連携がとれていないところなど、修正が必要な箇所が多々あると思う。一戦一戦を無駄にせず、チームとして成長していきたい。」

2007年10月05日