NBAドラフト(済)プレイヤーファイルその3

すでにNBAにドラフトされながら、欧州にとどまる選手を紹介するプチ連載コーナーの3回目は2005年インディアナ・ペイサーズに全体46位で指名された208cmのスロベニア人、エラゼム・ローベック(1984年2月21日生まれ)。

ローベックはスロベニアの名門であり若手スターの宝庫、オリンピア・リュブリャナの出身、1999年から2002年までリュブリャナのユースチームでプレーしていた。しかしトップチームでプレーすることなく、アメリカのミシガン州立大学(Michigan State.)に進学、1年間プレーする。しかし2003年夏、イタリアの名門スキッパー・ボローニャと電撃契約。プロのバスケットボール選手として歩み出す。

2004年夏にはスロベニアのU20代表の一員として、欧州選手権で優勝、クラブレベルでもボローニャの選手としてイタリアリーグやユーロリーグで活躍を続けた。

そして2005年ドラフトで指名されるも、イタリアに残留。続く2005-2006シーズン、ユーロリーグでは19試合で平均23分間プレーし、9.6得点、4.4リバウンドと中心選手となる。

2006-2007シーズンはスペインのLiga ACBウニカハ・マラガと2年契約を結んだが、2007年1月、今季終了後までの契約でイタリアのベネトン・トレビソにレンタル移籍が決まった。